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【初心者必見】Webライターについての21の質問と回答~始め方・直接契約・スキルアップなど~

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

 

新しい働き方として、注目が集まる在宅でのWebライター。しかし、Webライターといっても、実際何から始めればいいのか、どうやって仕事を見つけ受注していくのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、この記事では、2019年からWebライターとして活動している私なりに、初心者の方が疑問に思うであろう21の事柄について自分の意見をご紹介します。

 

 

 

 

はじめに:この記事を書いているのはどんな人?

そもそも、この記事を書いているのはどんな人か、簡単にご紹介しますね。

・ライター名:雲川ゆず
・ライター歴:2019年~現在まで
・稼働時間:毎日3~4時間(体調面での理由から)
・受注方法:クラウドソーシング、直接契約
・得意ジャンル:キャリア、ビジネス、不動産、暮らし、教養(英語学習、歴史)

 

1. Webライターの始め方について

1-1. Webライターにはどうしたらなれるの?ライティング未経験でも大丈夫?

まず、Webライターになるために決まったルートはありません。ブログを開設してもいいですし、クラウドソーシングサイトに登録しても良いでしょう。

 

実際に、私は現在クラウドソーシングと直接契約で複数のお仕事をしていますが、初めは公募サイトのエッセイ募集に応募したことがきっかけでした(そこから記名記事として書かせてもらうことになりました)。

 

ライティング未経験でもできる仕事はあるので、文章を書くのが極端に苦手でなければ、ハードルはそこまで高くないと思います。

 

1-2. Webライターに必要なものは?

最低限、パソコンとインターネット環境があればお仕事ができます。

他にも、記者ハンドブックや、アームレストなどがあると仕事に活きたり仕事が楽になったりすると思います。

 

1-3. Webライターになるために講座・スクールに通った方がいい?

個人的には、講座やスクールには通わなくてもいいかなと思います。その縁でお仕事がもらえることもあるようですが、時間とお金がかかるほか、なかには怪しいスクールもあります。

 

2. ブログについて

2-1. ブログは開設すべき?

Webライターとして、ブログは絶対に必要というわけではありません。しかし、開設・運営するメリットはたくさんあります。

 

まず、文章を書く練習になります。どんな記事が読まれるのか把握できますし、タイピングの練習にもなります。

 

2-2. どのブログサービスがいい?

本格的にブログを運営したいという方は、WordPressが良いでしょう。私ははてなブログで運営していますが、はてなブログも十分機能が充実しています。

 

2-3. ブログは実績としてポートフォリオに載せてもいい?

立派な実績としてポートフォリオに載せて良いと思います。実際に、私もこのブログを見て、より適切なテーマを決めてくださったクライアントさんもいました。

 

3. クラウドソーシングサイトについて

3-1. おすすめのクラウドソーシングサイトは?

クラウドワークスとランサーズは案件数も多いのでおすすめです。たくさんのサイトに登録するよりは、まずは少数に絞ってそこで実績を作っていくことをおすすめします。

 

3-2. クラウドソーシングサービス利用のメリット

何よりも案件数が多く、またトラブルがあったときにも運営側が間に入ってくれるというメリットがあります。また、後ほど直接契約の部分でも記載しますが、クラウドソーシングサイトは納品から入金までのサイクルが短いので、その点も魅力でしょう。

 

3-3. クラウドソーシングサービス利用のデメリット

手数料の高さがデメリットです。しかし、安心して使えるほか、面倒な手続きなどなく仕事を受注できることを考えると、仕方のない割合なのかなと思っています。

 

4. 直接契約について

4-1. 直接契約の仕事はどうやって探すの?

直接契約の仕事は、主にIndeedやWantedlyなどの求人サイト、Webメディアから直接連絡、TwitterやFacebookなどのSNS経由があります。

 

そのほか、Webディレクターや編集者の知り合いから仕事を紹介してもらうという方法もあるでしょう。

 

4-2. 直接契約のメリット

クラウドソーシングサイトでの案件に比べ、直接契約であれば記名記事であることも多いです。また、手数料が取られないので、手取り額が多くなります。

 

4-3. 直接契約のデメリット

基本的に報酬の受け取りなどの際に個人情報を相手に渡すことになります。また、何かトラブルがあったときにも、自分で対応しなくてはなりません。

 

直接契約については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

 

ybook.hatenablog.com

また、直接契約では面接や面談があることも多いです。そんなときにこちらから聞くべきことは以下の記事でまとめています。

 

ybook.hatenablog.com

 

 

5.仕事の進め方について

5-1. 納期に間に合いそうにないときは?

納期は何よりも大切です。間に合いそうにないときは、それがわかった時点ですぐにクライアントに連絡しましょう。また、普段から自分の執筆スピードをはかっておくと大体の作業時間の目安が付くのでおすすめです。

 

5-2. 執筆に便利なツールは?

無料のコピペチェックツール(CCD)はとてもおすすめです。CCDについては以下の記事も参考にしていただけたら嬉しいです。

 

ybook.hatenablog.com

また、文章校正に便利なサイトは以下の記事でご紹介しています。

 

ybook.hatenablog.com

 

5-3. 仕事を効率よく進めるためには?

Webライターは、記事執筆以外にも、クライアントとのやりとりなどにも時間がとられます。できるだけ効率よく進めるために、やりとりでテンプレート化できる文章はしておきましょう。

 

6. クライアントとのやりとりについて

6-1. 怪しいクライアント、案件の見分け方は?

クラウドソーシングサイトでも直接契約でも、運営会社のチェックはしておきましょう。検索してヒットするか、記載されている住所は実際に存在するかなど、簡単にでいいので確認することをおすすめします。

 

また、契約前に気になる質問はすべてして、それに答えてもらえないようであれば案件は受けなくてもいいと思います。

 

また、記事執筆にあたり、無駄に個人情報を聞いてきたりするクライアントも要注意です。

 

詳しくは以下の記事でご紹介しています。

 

ybook.hatenablog.com

 

 

6-2. クライアントから返事が来ないときは?

相手がメッセージを見ていない可能性もあるので、数日経っても返信がない場合は一言連絡してみましょう。その際、「お忙しいところ恐縮ですが」とクッション言葉を入れると角が立たないのでおすすめです。

 

6-3. クライアントとのやりとりの頻度は?

クライアントも忙しいので、質問などはできるだけまとめて聞きましょう。案件開始までは、少なくとも1日1回くらいはやりとりするといいのではないでしょうか。案件が始まったら、私は質問がない限り納品まで連絡はしていません。

 

7. スキルアップについて

7-1. Webライターにおすすめの本は?

初心者の方におすすめの本は、以下の記事で詳しくご紹介しています。

 

ybook.hatenablog.com

 

7-2. タイピングスキルを上げるには?

一日5分でもいいので、タイピング練習サイトなどで練習することをおすすめします。また、タイピングの速度とあわせて、誤字脱字を執筆時点から減らすことも大切です。日ごろから、漢字のミスなどがないように気を付けましょう。

 

7-3. 単価の基準は?

初心者の方でも、1文字0.5円以下の案件は避けましょう。経験者の方は、文字単価だけではなく、それを時給換算したときにどれくらいの額になるかを考えることも大切です。

 

また、単価が高い案件はライター側の作業が多いことも多いです。作業の中で自分は何が得意なのか、何はしたくないのかを決めておくのも良いでしょう。

 

また、高単価になりやすいジャンルもあります。ジャンル選びについては以下の記事でご紹介しています。

 

ybook.hatenablog.com

さらに、継続案件も安定した収入につながります。

 

ybook.hatenablog.com

 

 

以上です!

少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

M.J.Arlidge "All Fall Down(Helen Grace #9)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・警察小説】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、M.J.Arlidgeさんの "All Fall Down(Helen Grace #9)" という作品をご紹介します。

 


作品概要
著者について

M.J.アーリッジ
過去にテレビ界で働き、ハイエンドのドラマ制作を専門としてきました。過去5年間、ITVでプライムタイムの連続ドラマを数多く制作し、現在はBBCで「The Last of the Mohicans」の大規模な映画化に取り組んでいます。

 

本の概要

・ASIN:B07YP78Y78
・出版年:2020年(初版は2018年)
・出版元:Orion
・ジャンル:警察小説、ミステリ
・ページ数:400ページ(Kindle版)
・シリーズ:Helen Grace #9

 

あらすじ

"あと1時間の命だーー"

電話で伝えられたのはその言葉だけだ。そして、電話は切られた。きっと、イタズラか、間違いか、番号違いか。

 

ヘレン・グレイス警部補は、殺人犯を追い続けた実績がある。しかし、この事件は、犯人が常に警察や被害者の一歩先をいっているように見える。

 

動機も手がかりもなく、この事件はただ恐怖だけが残るーー。

 

感想

素晴らしい作品でした!アーリッジさんの作品はこのヘレングレースシリーズの一つ前の作品を読んだことがあるのですが、今回も本当に完成度が高いなと感じました。

 

ページ数は多めですが、無駄に長いということはまったくなく、とても良いテンポで進んでいきました。物語としての厚みがしっかりあり、犯人の行動はもちろん許されるものではないけれど、動機については説得力のあるものでした(作者の書き方が本当にうまいです)。

 

ただ単にミステリとしての面白さだけでなく、人間としての倫理観なども読者に問いかけられているような気がしました。

 

DIヘレングレースシリーズ作品一覧はこちら↓

ybook.hatenablog.com

 

DIヘレングレースシリーズ作品の私のレビューはこちら↓

ybook.hatenablog.com

 

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★★(5/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【Webライター必見】無料コピペチェックツールCCDで一致率を下げる7つの方法

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

 

Webライターとしてライティングのお仕事をしていると、「コピペチェックをしてから送ってください」「コピペチェックで一致率〇%以下で納品してください」など、コピペチェックを求められることが多いですよね。

 

今回の記事では、高機能でありながら無料で使えるコピペチェックツール「Copy Content Detector(以下CCD)」で一致率を下げる方法をご紹介します。

 

一致率が下がらなくて困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

コピペチェックで一致率を下げる7つの方法

はじめに、コピペチェックで一致率が高くなってしまった場合に下げる方法をご紹介します。

 

1.まずは詳細表示で問題の箇所を把握する

チェック後すぐに自分の書いた文章に戻る前に、まずは、チェック結果の「詳細表示」をクリックしてどこが問題なのかを把握しましょう(問題の箇所は黄色や赤で表示されます)。

 

特に長文の場合、詳細表示でチェックせずにやみくもに修正しても、またその後のチェックで一致率が高くなってしまうということになりかねません。

 

修正の手間と時間が省けるので、チェック後は「詳細表示」を確認するようにしましょう。

 

2.類義語に変える

キーワードの共起語なども頻繁に使うと一致率が上がる原因になります。削って数を減らしてしまうのも手ですが、文字数などの都合で削れない場合は、類義語に変えるのも良い方法です。

 

例えば、「~(ということが)わかります」という表現は、「気づきます」「認識します」「理解します」「判明します」などと言い換えることができます。

 

また、よく使いがちな「~することができます」という表現も「可能です」と言い換えても良いでしょう。

 

3.キーワードを削る

コピペしていないのに一致率が高くなる大きな原因のひとつが、「キーワード部分の一致」です。キーワードを使いすぎていると一致率が高くなります。

 

文中のキーワードすべてを削るのは非現実的ですが、削っても意味が通じる部分は削除してみましょう。

 

4.漢字・ひらがな・カタカナを使い分ける

表記揺れを防ぐために、表記統一ルールが決まっていることもありますが、そこまで厳しくない案件であれば、漢字をひらがなにしたり、逆にひらがなを漢字表記にすることで一致率を下げることができます。

 

ただし、同一記事内では表記を統一させた方が良いので、一か所変えたらほかの箇所も忘れずに変えましょう。

 

5.指示語を削る

「その」「このように」「それ」などの指示語はなくても意味が通じることがあるため、不要な箇所は削除しましょう。指示語が多いと冗長な文章になり、読者にとって読みにくい記事になります。

 

特に「そのように」「このような」という表現は一致率が高くなりやすいです。思い切って削除するか、何を指しているのか具体的に書きましょう。

 

指示語ではありませんが、「~こと」「~ため」などの表現も文章が冗長になりやすいので、使いすぎないようにしましょう。

 

6.例文・体験談でオリジナリティを加える

例文や体験談など、具体例を記事に入れることで一致率が一気に下がります。すべての案件で使える方法ではありませんが、レビュー記事など、ある程度ライターの主観が入れられる記事であれば、この方法を試してみてください。

 

7.思い切って削除する

文字数に余裕がある(削っても問題ない)場合は、一致率が高いと判断された箇所を思い切って削除するのもありです。

 

削ったあとは、前後の文章がきちんと通じるか確認を忘れないでくださいね。

 

執筆時点でコピペ率を上げないためにできる3つの工夫

ここまで、コピペチェック後にできる方法をご紹介しましたが、できれば一発でチェックを通過したいですよね。

 

ここからは、執筆時点でコピペ率を上げないためにできる工夫をご紹介します。

 

1.できる限り多くの記事を参照する

執筆する際、できるだけたくさんの記事を参照しましょう。参照する記事が少ないとどうしてもそれらの記事と似たような表現になりやすいです。

 

2.一致率が上がりやすいジャンルを把握しておく

サービスのノウハウ記事、収益がでやすい記事、法律・医療系の記事などは一般的に一致率が上がりやすいです。

 

できればオリジナル要素を加えたり、難しい専門用語は意味が変わらない程度に言い換える、など工夫をしましょう。

 

3.リライトしない

丸々コピペでなくても、語尾やちょっとした表現を変えただけのリライト記事もコピペ率が上がるほか、ライティングのマナーとしてもあまりよくないと思います。

 

参照元の内容を一度自分の頭で理解し、それをどのように表現するか、という順で考え、書くと良いでしょう。

 

以上です。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。