こんにちは!
今回は、2021年5月の読書のまとめをしたいと思います。
私の住んでいるイギリスでは、まだまだ肌寒い日が続きました。晴れの日もありましたが、昨年と比べると、やや気温も低めでした。ロックダウンの緩和等もありましたが、我が家の最寄りの図書館はまだ開かず……。残念ですが、紙の本はもう少し我慢して、kindleで楽しみたいと思います。
1.読んだ作品数
今月読んだ総作品数:13作品
(※青空文庫で読んでいるものもあるため、総冊数ではなく、総作品数でカウントしています)
和洋の内訳:和書6作品、洋書5作品
2.読んだ作品一覧
ここからは、今月読んだ作品を一覧でご紹介します。
I Dare You by Sam Carrington
吸血鬼 by江戸川乱歩
醤油仏 by吉川英治
You Are Dead by Peter James
樅ノ木は残った(1) by山本周五郎
樅ノ木は残った(2) by山本周五郎
Eight Detectives by Alex Pavesi
樅ノ木は残った(3) by山本周五郎
Importance of Being Earnest by Oscar Wilde
Utopia by Thomas More
樅ノ木は残った(4) by山本周五郎
※樅ノ木は残った、は青空文庫版を読みました。
3.ベスト・次点作品
私が選ぶ今月のベスト:山本周五郎『樅ノ木は残った』
次点:Eight Detectives by Alex Pavesi
ベストの『樅ノ木は残った』は、山本周五郎さんの作品のイメージをいい意味で超えていった傑作だと感じました。正義や義理がストレートに通じない世界。江戸時代前期の話と聞くとだいぶ前のような気がしてしまいますが、現代の組織内でもありそうなことばかり。
次点に選んだ"Eight Detectives"は、イギリス国内でも評価の高い作品でした。最初は少し作品の趣旨がわからなかったのですが、後半、そして最後には驚きがたくさん隠されていました。日本語翻訳版『第八の探偵』もあるようなので、ぜひぜひお手に取ってみてください!
4.総括
今月は、和書と洋書をバランスよく読めました。やっぱり山本周五郎さんはいいですね。これからも続けて読んでいきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!