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CRIME STORY COLLECTION (Penguin Readers: Level 4)あらすじ・感想

こんにちは!


今回は、ミステリーの短編集、CRIME STORY COLLECTIONについてご紹介します。

 

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本の概要

・出版年:2000年
・出版元:Pearson ESL
・ジャンル:ミステリー
・ページ数:99ページ(ペーパーバック)


作品概要:
これらの物語のほとんどは、殺人をテーマにしています。見知らぬ人や親戚の殺人、静かなイギリスの町での殺人、あるいは混雑したアメリカの都市での殺人。殺人はどこでも起こりうることのようで、様々な理由があるようです。英語で書かれた現代の最高の犯罪作家たちによるこれらの物語では、何が人を殺人に駆り立てるのか、そして彼らを捕らえようとすることが複雑で非常に危険であることがわかります。


収録作品:
1. Three Is a Lucky Number (マージェリー・アリンガム)
2. Full Circle (スー・グラフトン)女性探偵キンジー・ミルホーンもの
3. How’s Your Mother (サイモン・ブレット)
4. At the Old Swimming Hole (サラ・パレツキー)女性探偵V・I・ウォーショースキーもの
5. Slowly, Slowly in the Wind(パトリシア・ハイスミス)
6. Woodrow Wilson’s Tie (パトリシア・ハイスミス)
7. The Absence of Emily (ジャック・リッチー)
8. The Inside Story (コリン・デクスター)モース警部もの


感想

短編、というよりショートショートのような短さの作品もあり、とんとんと読めました。


作品説明の部分では、殺人事件がメインに扱われている、と書きましたが、変わった作品というか、ひねりのきいた作品も多く、面白かったです。


個人の好みもあるかなと思うのですが、私は、Three Is a Lucky Number (マージェリー・アリンガム)、How’s Your Mother (サイモン・ブレット)、Slowly, Slowly in the Wind(パトリシア・ハイスミス)、 The Absence of Emily (ジャック・リッチー)、あたりが好きでした。


倒叙っぽいものもあり、最後におどろきが隠されているものもあり……。
殺人事件、と一言で言っても、動機や方法は実にさまざまで、それだけ人間の複雑さや難しさがあり、隠されているのだなと感じます。


あと、私が短編小説で好きなことのひとつに、タイトルがあるのですが、この本に収められている作品もいいなと思いました。もちろんネタバレにつながってはいけないけれど、ちょうどよい塩梅で作品のエッセンスやカギとなる部分を表している。
お正月ののんびりした気分のなか読むにはとてもいい一冊でした。

 

 

ご興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!