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Lucy Foley(ルーシー・フォーリー)"The Hunting Party" あらすじ・感想

こんにちは!

今回は、Lucy Foley(ルーシー・フォーリー)さんの "The Hunting Party" という作品をご紹介します。

作品概要
著者について

ルーシー・フォーリー

1986年ロンドン生まれ。ダラム大学で英文学を学んだあと、出版業界で編集者として数年勤務。2015年出版の”The Book of Love & Found”でデビュー。現在はフルタイムで作家として執筆にあたっています。ミステリ、歴史フィクション、現代小説など、幅広いジャンルで作品を生み出しています。

 

本の概要


・ISBN-13 : 978-0008297114
・出版年:2019年
・出版元:Harper Collins
・ジャンル:心理スリラー、ミステリ、スリラー
・ページ数:400ページ(ハードカバー)
・英語の難易度、特徴:極端に難解な単語はありませんが、口語表現、イギリス英語らしい表現が出てきます。
・テーマ、キーワード:雪山、人里離れたロッジ、スコットランド、大学時代の友人、恋愛、友情、キャリア

 

あらすじ

全員が友人、しかしそのうちの一人は恐ろしい人物。

クリスマス休暇の気だるい日々の中、オックスフォード大学時代の30代の友人たちは、新年を一緒に迎えるために会うことになった。この休暇のために彼らが選んだのは、スコットランド・ハイランド地方にある牧歌的で人里離れた土地で、自分たちだけで旅をしてくつろぐには最高の場所だった。

 

彼らがロッジに到着したのは12月30日、歴史的な吹雪がロッジを外界から封鎖する直前のことだった。

 

その2日後の元旦、彼らのうちの1人が消息を絶った。

 

不吉だが素晴らしい景色を眺め、燃える火の前でシャンパンを飲み、過去の思い出話をするという、無邪気な旅のはずだった。しかし、秘密の恨みが重くのしかかってきて、グループは、弱々しいノスタルジーには耐えられなくなってきた。そして、大晦日の大騒ぎの中、彼らを繋いでいた紐が切れてしまう。

 

感想

物語は、ヘザー、エマ、ケイティ、ミランダの一人称視点で語られ、各章ごとに登場人物が切り替わります。読者は、彼女たちの思考や感情に深い視点を知り、味わうことができます。また、三人称で語り継がれるセクションもあります。

 

小説は現在(2019年1月2日)と過去(2018年12月30日)の間で切り替わります。物語はかなり複雑ですが、章のはじめに誰がいつ話しているのかを把握することで、読みやすくなります。

 

私が小説の中で一番好きなキャラクターは、ミランダです。ミランダは終始 "最高に優しい "キャラクターではありませんが、彼女に惹かれずにはいられませんでした。彼女はグループのリーダーで、外向的で自信に満ちています。しかし、ミランダは時々かなり意地悪になることができ、彼女はいくつかの恐ろしいことをしたり、言ったりします。私は彼女がたくさんの欠陥を持つ、現実的な人間だったと感じました。

 

小説に登場する他のキャラクターは以下の通りです。ジュリアン(ミランダの夫)、ケイティ(深い秘密を隠している成功した弁護士)、エマ(マークのガールフレンドでグループの新メンバー)、マーク(タフな男)、ヘザー(ロッジのマネージャー)、ダグ(管理人)、ニック(ゲイの友人)、ボー(ニックのボーイフレンド)、サミラ(若い赤ちゃんプリヤの母親)、ジャイルズ(サミラの夫)。

 

一言キャッチフレーズ

吹雪が、友情を引き裂いていく


5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!