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【副業にもおすすめ!】オンライン日本語教師完全マニュアル―始め方・教え方など現役講師が全て教えます―

こんにちは!イギリス在住日本語教師のゆず(@ybook21)です!

 

みなさんは、在宅でできる副業で安定した収入を得たいと思ったことはありませんか?病気の流行や企業の雇用が不安定化するなかで、在宅で少しでも収入が得られたら心強いですよね。

 

私はこれまで様々な在宅ワーク、副業を経験してきました。そのなかでも特におすすめなのが、【オンライン日本語教師としてレッスンをする】というものです。

 

なお、私の経歴は以下の通りです。
・2019年10月よりチューターとして資格なしの状態からプラットフォームに登録し、レッスン開始
・2020年8月より資格取得のため勉強を開始
・2021年3月に資格を取得し(通信講座を終え)、それ以降はプロの教師としてレッスンを継続

 

この記事は、以下のような方に特におすすめです。
・副業に興味があるが、おすすめを知りたい
・オンラインで日本語レッスン・教師に興味がある
・どのプラットフォーム、サイトに登録すればいいのかわからない
・オンラインで日本語を教え始めたけれど、伸び悩んでいる
など

 

現役オンライン日本語教師がこれまでの知見や経験をもとに書いた実践的な内容です。まだオンライン日本語レッスンを始めたことがないという方も、すでにレッスンをしているけれどなかなか収入が伸びなくて悩んでいるという方も、参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

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【注意事項】

・この本でご紹介する情報は、執筆時点のものとなります。今後、ご紹介しているサイトやプラットフォームによっては、サービスの内容や価格の変更、またサービス自体を終了している可能性も0ではございませんのでご承知おきください。

 

・著者は海外在住です。著者が住んでいる国ではご紹介するサービスのすべてが閲覧可能・利用可能でしたが、皆様のお住まいの国・地域によっては利用できない可能性も0ではございませんのでご承知おきください。

 

・この本をお読みになったことで、何かしらの損害を被られましても、当方は一切の責任を負えませんのでご承知おきください。あくまで参考程度にお読みいただけますと幸いです。

 

それでは早速ご紹介しましょう!

 

1.オンライン日本語レッスン・オンライン日本語教師とは?


オンライン日本語レッスンとは、対面ではなく、パソコンのビデオ通話システムを使って外国人やハーフ・ミックスなど日本語を母語としない人を生徒として彼らに日本語を教えたり、チュータリングしたりするものです。

 

場所を選ばず、インターネット接続があればどこでもできることから、最近大きな注目を集めています。教え方によって、グループレッスンと個人レッスンがあります。なお、ボランティアとは異なり、基本的にはレッスンの対価として支払いを受けます。

 

オンライン日本語教師とは、オンラインで日本語のレッスンをする仕事です。日本語教師の資格をお持ちの方はもちろん、資格なしでもチュータリングできるプラットフォームもあります。

 

2.どうやってオンラインで日本語を教え始めるか?

ここからは、オンラインで日本語を教える際に、どういった方法があるのかについてご紹介します。

2-1.フリーランス(組織に所属せず、完全に個人で教える)のメリット・デメリット・おすすめの人


まず、一つ目の方法として、完全にプライベートで、フリーランスとして働くというものです。こちらは、集客(生徒に自分の存在を認知してもらう)・スケジュール管理・レッスン運営・トラブル対応などをすべて自分一人で行います。

 

メリット:
・日本語学校や言語学習プラットフォームなどに手数料が取られない。すなわち、レッスン料金のすべてを収入として受け取れる。
・レッスンのスケジュールを自分で決めることができる。

デメリット:
・レッスンに関わる準備をすべて自分一人でしなければならない。パソコンの能力、マネジメント能力、時間が必要となる。
・すでにSNSなどである程度のフォロワーがいる、レッスンを受けてくれそうな知り合いがいる、などの場合を除き、集客に苦労する。

 

上記の理由から、自由度は高く収入も多く得られることが期待できます。しかし、オンラインレッスンを始めたばかりであったり、見込み生徒がいない場合は、安定した集客が難しいため、経験者や上級者におすすめと言えるでしょう。

 

2-2.日本語学校/教室(組織に所属して教える)のメリット・デメリット・おすすめの人

 

続いて、日本語学校や日本語教室に所属して教える、という方法があります。

 

メリット:
教え方や教材が決まっていることが多い
・一週間に○コマ、○時間、などレッスンが定期的にあることが多いため、ある程度の収入が見込める
・トラブルなどがあった際、仲介してもらえる

デメリット:
・スケジュールがきめられてしまうことが多いため、主婦の方や副業でやりたいという人には合わない可能性がある
・無資格だと雇ってもらえないことが多い(研修制度もあるが、現時点で有資格者のみ採用、としている日本語学校が多い)

上記のように、資格を持っており、フルタイムでオンライン日本語教師として働きたい方におすすめです。また、フリーランスとして個人で教えたり、言語学習プラットフォームで教えたりする際と比べて、自分であらゆる教材を用意しなくていいのも良い点だと思います。

 

2-3.言語学習プラットフォームに登録することのメリット・デメリット

最後にご紹介するのが、言語学習プラットフォーム、言語学習マッチングサービスです。こちらは、プラットフォームにチューターやプロの教師として登録し、同じく生徒として登録している人からの予約を待つ、というスタイルです。例えば、カフェトーク、Preply(プレプリー)JapaTalk(ジャパトーク)、Italki(アイトーキ)などがあります。

メリット:
スケジュールは自分で決められる場合が多い
・大きなプラットフォームであれば、登録生徒も多いため、集客は難しくない
・トラブルなどがあった際、仲介してもらえる場合もある


デメリット:
手数料が取られることがほとんど(そのため、設定したレッスン金額より、手取りは少なくなります)。
・大きなプラットフォームであれば、競争が激しい
・一対一のレッスンが多いため、それぞれに合わせる必要がある、ストレスになる場合もある

 

2-4.応募する前にチェックすべきこと7つ

上記で気になるプラットフォームはありましたか?上記以外にも様々なプラットフォームがありますが、応募前に見ておきたいチェックポイントをご紹介しますね。

・運営会社のバックグラウンドチェック
海外の会社か、日本の会社か、また会社の規模はどれくらいか(小さすぎるとサービス終了もありえます)など確認しましょう。プラットフォームによっては、特定の地域居住者のみ応募可能、というものもあります。

 

・講師数(できれば生徒数も)
講師数や生徒数の多い、少ないは、メリット・デメリットどちらにもなりえます。講師数が多ければ単価を下げる必要があるかもしれませんし、少なければそのプラットフォーム自体に生徒があまり集まらないかもしれません。

 

・トラブル対応
運営会社がきちんとトラブル対応してくれるかもできれば確認しておきたいところです。オンラインレッスンなので、身体的な攻撃が生徒からされることはありませんが、ハラスメントを受けた際などに、仲介してくれるか、などは重要なポイントです。

 

・ブロック機能があるか
上記とも重なりますが、生徒をブロックできる機能があるかも確認しましょう。迷惑行為や嫌がらせをしてくる生徒がレッスンの予約や連絡ができないようにすることはトラブルを避けるため、ご自身の精神面を守るためにも重要です。

 

・どんなビデオ通話システムを使うか
Skypeが多いですが、Zoomを使ってください、と指定されているものもあります。また、プラットフォームによっては、独自のビデオ通話システムを持っているものもあり、そちらですとSkypeよりはプライバシーが守られるかなと思います(なお、Skypeは個人アカウントとは別に、レッスン用のアカウントを作ることをおすすめします)。ちなみに、プラットフォーム独自のビデオ通話システムを導入していることもあります。

 

・レッスン料金
完全に自分で決められるのか、それともある程度決められているのか、などを確認しましょう。手数料も確認したいところです。

 

・支払い頻度・方法
レッスン料金をどのように受け取れるかも確認しましょう。Paypalなのか、日本の銀行に振り込んでもらえるのか等々。また、自分の好きな頻度で引き出せるのか、それとも毎月一度などと決まっているのかも見ておきたいところです。

 

3.日本語教師の資格は必要か?

2.でご紹介したように、無資格でも登録可能なプラットフォームはあります。そのため、資格が無くても始めることはできます。しかし、資格を持っている方が日本語学校やその他プラットフォームなど、選択肢がかなり広がります。また、レッスン料金の単価も、有資格者の方が高くなります。

4.オンライン日本語レッスンに必要なものは?

 

4-1.パソコン周辺


パソコン、インターネット接続、ウェブカメラ等。会話だけならスマホでも可能ですが、画面も安定しにくいため、パソコンがおすすめです。インターネット接続は速いものに越したことはありません。基本的には音声通話ではなくビデオ通話となりますので、パソコンにカメラが内蔵されていない場合、ウェブカメラも必要になります。

 

4-2.英語力は必要か?


「日本語レッスンなので英語はできなくても……」と書いてあるプラットフォームもありますが、私の経験から言うと、英語はできるに越したことはないです。というのも、日本語レッスンを受ける生徒で、こちらの日本語を英語を使わず理解できる方は多くないからです(ある程度日本語ができる場合、わざわざ料金を支払うのではなく、無料教材などで自学自習しているケースも多い)。

 

そのため、ある程度の英語力は必要と言えます。苦手な方は、レッスンで使える表現などを集中的に覚えることをおすすめします。もしくは、プロフィールに、「私のレッスンは日本語のみで行います」と明記するのも手です。

 

5.レッスンが始まるまでの流れ

個人で組織に属さない場合、HPなどを使って集客しましょう。生徒とメッセージを取り合って、おたがいの都合のいい時間を決めて、ビデオ通話を開始します。

日本語学校などに所属する場合は、レッスン日時がきめられていることが多いと思いますので、それに従ってレッスンを開始しましょう。

プラットフォームに登録している場合、スケジュールを開けておいて、生徒からの予約を待ちましょう。面倒な時差の確認等は必要ありません。予約時間になったら、講師側から通話を開始しましょう。

 

6.オンライン日本語レッスンでは何をするのか?

日本語学校などに所属する場合は、使う教材やテキスト、カリキュラムが決まっていることが多いと思いますので、そちらに従います。

 

フリーランスや、プラットフォームに登録している場合、基本的には生徒の希望に合わせる形になると思います。私の場合は、「みんなの日本語」「げんき」「まるごと」といったテキストを使って体系的に学びたい、という方もいますし、とにかく会話の練習をしたい、という方もいます。ほかには、日本のニュースを読んだりすることもあります。また、JLPTという日本語の試験対策をすることもあります。

 

そして、わからない言葉や表現を説明したり、例文を教えたりします。

レッスン、とはいえ、私はできるだけレッスン中は生徒さんにたくさん話してもらうようにしています(人にもよるが、満足度が上がりやすいため)。

 

7.レッスンで使えるおすすめ教材・ウェブサイト

7-1.おすすめの教科書

・みんなの日本語
・げんき
・まるごと
・上級へのとびら
・できる日本語
・ニューアプローチ 中級日本語 基礎編
・Japanese for Busy People
・中級の日本語
など

7-2.会話レッスンで使えるおすすめウェブサイト

・いろどり 生活の日本語(コースブックPDF。4技能がバランスよく学べます)
https://www.irodori.jpf.go.jp/

・ワサビ ワークシート
https://www.wasabi-jpn.com/curriculum/list-of-worksheets/#bamen-beg

・ワサビ 日本語表現
https://www.wasabi-jpn.com/category/how-to-speak-japanese/japanese-expressions/

・つながる(会話形式で色々な場面で使える会話表現が学べます)
https://tsunagarujp.bunka.go.jp/

・つなぐにほんご 絵カード ダウンロード(ウェブサイト)
https://www.ask-books.com/jp/tsunagu/pic_card/

・NHK Easy Japanese (PDF)
https://www.nhk.or.jp/lesson/update/pdf/leall_en_t.pdf

 

8.月に5万円安定して稼ぐ方法、できる工夫

8-1.レッスン単価のめやす

日本語学校に所属して教える場合、基本的には時給またはコマ数による料金支払いとなると思います。経験により優遇などはあると思いますが、決まっていることが多いと思いますので、教師側にあまり裁量はないと思います。いくつか調べたところ、有資格者でも時給1000~1500円というところもありました。

 

個人でフリーランスとして教える場合は、完全に教師の自由裁量で決められます。しかし、あまりにも高すぎると生徒から敬遠されてしまうと思いますので、有資格者でも2000円~3000円/1レッスン(1時間)くらいがいいのかなと思います。

 

プラットフォームに登録して教える場合、最低料金や最高料金の金額が決まっていることが多いですが、その範囲内であれば教師が自由に決めることができます。無資格者の場合800~1200円1レッスン(1時間)、有資格者の場合1500~2500円くらいの人が多い印象です。なお、会話のみのレッスンは安くする、パッケージレッスンを作って割引きにする、など工夫は色々とできます。

 

8-2.レッスン料金値上げについてータイミング・注意点ー

自分でレッスン料金を決められる場合、気になるのが値上げのタイミングですよね。プラットフォームに登録して教える場合、たいていの場合、「最初は安くしてレビューを集め、ある程度経験がたまったら値上げを考えましょう」とおすすめされます。

著者もこれに賛成です。確かに最初からバンバン稼げたらいいのですが、経験もなく、始めたばかりのときは、がまんして少し安めに設定するのがいいと思います。

 

値上げのタイミングですが、私は、完了レッスン数が増えてきたら、というものに加えて、【定期的にレッスンを取ってくれる生徒(レギュラー生徒、お得意さん)】が増えたタイミングがいいかなと思っています。ある程度信頼関係が築けてきた生徒であれば、多少値上げしてもレッスンを取ってくれる可能性が高いからです。

 

注意点ですが、いきなり値上げするのではなく、1ヶ月~2週間くらい前から予告しておくことをおすすめします。そうすれば生徒もあらかじめ知ることができますし、そのあいだにパッケージレッスンなどを買ってくれる場合もあるからです。また、レッスン料金を倍にする、などの極端な値上げは避けた方が無難かなと思います。

8-3.月に安定して5万円稼ぐためにできる工夫8つ

小さな工夫で、生徒をみなさんのもとに引き留めておくことができます!

・レッスン予約が入ったら、こちらからメッセージを送る
できるだけ早めに送ることで、よい印象を与えられます。

 

・レッスン時間になったら、こちらからかける
生徒がかけてくる場合もありますが、私は時間になったらこちらからかけています。これも、こちらにやる気があることを示すことになります。

 

・レッスン時間終了時は、相手が切るのを待つ
こちらは上記と逆で、レッスン終了時は相手が切るのを待ちましょう。こちらからすぐに切ってしまうと、少しぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。

 

・レッスン終了後は、すぐに「ありがとう」のメッセージを送る
ひとことで大丈夫です。感謝の気もちを伝えましょう。生徒から返信がないときもありますが、気にしなくて大丈夫です!

 

・できること、できないことに誠実に
知ったかぶりや、できないことをできる、と言ってしまうのは、最終的に自分で自分の首を絞めることになります。無理なものは無理、と伝えましょう。

 

・できるだけ生徒が話す時間を多くする
シャイな生徒も多いですが、できるだけレッスン中は生徒に話してもらうようにしましょう。自分がレッスンでたくさん話した、という実感をもってもらうことで、充実感を味わってもらうことができます。

 

・レビューを書いてもらう
特にオンラインレッスンを始めたばかりのころは、生徒にレビューを書いてもらうようにお願いしましょう。このことで、新規生徒の獲得につながります。

 

・友達、家族などを紹介してもらう
これは強制するものではありませんが、「もしあなたのまわりに、日本語を勉強したい人がいたらぜひ私をおすすめしてくださいね」とにこやかに伝えてみましょう。結構効果があり、紹介された人の定着率も高いです。

 

9.トラブル対処法

オンラインレッスンというと、簡単に聞こえるかもしれませんが、トラブルはつきものです。差別的な意味ではなく、単純な違い、という意味で捉えていただきたいのですが、日本と違う文化で育った方々を相手にするため、「普通○○でしょ」という常識は通用しない場合があります。

 

セクハラまがいのことを言われたり、脅しのようなことを言われたり、急なリスケやキャンセル申請、金銭トラブルもないとは言えません。

 

まず、そのようなトラブル(がまんせず、ご自身が不快だと思ったら声をあげるべきだと私は思います。そうでないと、他の教師にも被害が及ぶ可能性があるからです)があった場合、何かしらの組織に属していたら、その運営もとに迅速かつ詳細に報告しましょう。

 

メッセージのスクリーンショットや、ビデオの録画・録音など、証拠となるものがあるとさらによいです。

 

また、例えばレッスンの予約が入るたびに鬱になる、という相手がいたら、私はブロックしてしまっていいと思います。もちろんお金は大切ですが、それ以上にご自身のメンタルヘルスが重要だからです。ちなみに、Skypeはブロック機能があります。

 

以上です。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!みなさまのオンライン日本語教師ライフが充実したものとなるよう、心よりお祈り申し上げます。

 

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