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“Classic Detective Stories”説明・あらすじ

こんにちは! 
今回は、ミステリの本格短編が4つ収められている、”Classic Detective Stories”という作品をご紹介します!

 

 

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★本の概要


・出版年:2016年
・出版元: Klett Sprachen GmbH
・ジャンル:ミステリ、推理小説
・ページ数:128ページ(ペーパーバック版)
・おすすめする人:ミステリ、本格、推理小説、クライムフィクションなどのジャンルがお好きな方


収録作品:
1.The five orange pipes (by Arthur Conan Doyle)
2.Hunted Down (by Charles Dickens)
3.The Stir Outside the Cafe Royal (by Clarence Rook)
4.The Oracle of the Dog (by Gilbert Keith Chesterton)


★感想


いままで、私はチェスタトン作品には難解さを感じていたのですが(時代背景もあると思いますが……)、この本に収められている作品は、読みやすくていいなあと思いました!どちらかというと、ガチガチの推理小説で、物語自体も短いですし、登場人物も少ないですが、しっかりと仕掛けがほどこされている。今後、リーディングリストにたまっている、ブラウン紳士のシリーズ作品をちゃんと読もうと思います。これまであまり読まないでいたのが残念に思えるくらいです……。


ほかには、もちろんホームズ作品もよかったです。アーサー・コナン・ドイルの作品はこれまでもいくつか読んだことがあり、また、アンソニー・ホロウィッツさんらによる後世の作品(ホームズが主人公の作品、例えば『絹の家ーThe House of Silkー』などです)を楽しんでもいました。この本に収められているこちらの作品も、他のホームズ作品に引けを取らず、たんなるミステリ・推理小説という枠にとどまらずに、しっかり社会問題と絡めているところがいいですね。とある人物が、アメリカからイングランドにもどってきた年から、歴史(とくに世界史)に詳しい方ならピンときて、事件の謎が一気に解けてしまうかもしれません。

 

本に収められているのが4作だけ、というと、すこし少なく感じるかもしれませんが、どれも中身の濃い傑作です。ぜひ、興味のある方は手に取ってみてください^^

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!