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Colin Dexter “Last Bus to Woodstock (Inspector Morse #1)” あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Colin Dexter “Last Bus to Woodstock”という作品をご紹介します。

日本語翻訳版は『ウッドストック行最終バス』です。

 

 


作品概要
著者について

コリン・デクスター

「モース警部」の小説で知られるイギリスの犯罪作家である。2000年、文学への貢献が認められ、大英帝国勲章オフィシエを授与された。

 

本の概要


・出版:初版1975年
・ジャンル:ミステリ、警察小説、警察捜査
・ページ数:282ページ(ペーパーバック)
・シリーズ:Inspector Morse #1

 

あらすじ

シルヴィアの遺体がオックスフォード近郊のウッドストックのパブの外で発見される少し前に、美しいシルヴィアともう一人の若い女性がヒッチハイクをしているのが目撃されていた。モースは、もう一人のヒッチハイカーが、彼が知るべきことの多くを教えてくれると確信する。しかし、シルヴィアがあの不運な9月の夜に一緒だったという少女の冷静な洞察力に、彼の自信は揺らぐ。モースは聡明だが、シルヴィアの女友達とオックスフォードの遊び仲間の間で、殺人事件が引き起こした複雑なシナリオにも気を取られている。辛い真実を把握するには、モースの職業上の規律の最後の一滴を必要とする。

 

感想

何年も前に日本語で読んだこちら。なんとなく設定は覚えていましたが事件の真相は忘れてしまっていたので洋書で読めて良かったです。いくつもの”当たり前”を心地よく裏切るさまはまさにミステリの醍醐味だと感じます。英語のレビューを読んでいると、特に女性から、この本で女性差別的な表現や考えがあると散々な評価を受けていますが、確かにちょっと引っかかる表現はありました。とはいえ、個人的には事件のカギ、物語のカギとなるところは別にあり、色々な驚きを読者に与えてくれると思います。

テレビシリーズも有名なこちらですが、ぜひ気になった方は本も読んでみてくださいね。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★☆☆(3/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!