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Imran Mahmood "You Don't Know Me" あらすじ・レビュー【洋書・法廷もの・サスペンス】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回はImran Mahmood "You Don't Know Me" という作品をご紹介します。


作品概要
著者について

イムラン・マフムード

1969年、リバプールでパキスタン人の両親のもとに生まれる。ロンドンで20年以上刑事弁護士として活躍し、重大かつ複雑な刑事事件を扱う全米の陪審員裁判に定期的に出廷している。現在、妻とサウス・イースト・ロンドンで暮らしている。

 

本の概要

・ISBN:0718184254
・出版年:2017年
・出版元:Michael Joseph
・ジャンル:法廷もの、ミステリ、サスペンス
・ページ数:400ページ(ハードカバー)

 

あらすじ

無名の被告人が殺人罪で起訴された。クロージング・スピーチの直前に青年は弁護士をクビにし、自分で弁護のスピーチをすることにした。

彼は、弁護士からいくつかのことを省くように言われたことを話す。真実を説明するのは難しいし、信じられないこともある。しかし彼は、もし自分が一生を終えることになるのなら、真実を語ったほうがいいと考えたのだ。

彼には不利な8つの証拠がある。それらをひとつひとつ説明しながら、彼の人生を私たちに委ねていく。私たち読者、つまり陪審員は、彼の話を最後まで聞くまで、心を開いていなければならない。彼の弁護には多くの疑問が残るが、スピーチの最後に重要なのはただひとつ。

彼は本当にやったのか?ということだ。

 

感想

単なる冤罪の話ではなく、終盤の意外なアクターの登場に驚きました。何度も途中心が折れかけましたが、読んで良かったと思える作品でした。

今、人気の心理スリラーやミステリの本のスタイルとは全く違うと感じました(基本的には主人公の一人称で語られます。会話は少なめです)少し変わったものを読みたいと思ったら、読む価値があると思います。よく練られた文章で、読者を飽きさせない、示唆に富む一冊です。

※途中、複数の場面で暴力的な描写が見られますので、苦手な方はご注意ください。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★☆☆(3/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!