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James Patterson "Private Delhi(Private #13)" あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、James Pattersonさんの "Private Delhi(Private #13)" という作品をご紹介します。

作品概要
著者について

ジェームズ・パターソン
世界で最も有名で売れている作家の一人です。彼の作品は全世界で3億8,500万部を超える売り上げを記録しています。「アレックス・クロス」、「ウィメンズ・マーダー・クラブ」、「マイケル・ベネット刑事」、「プライベート」など、過去20年間で最も人気のあるシリーズの著者であり、その他にもロマンス小説や単独のスリラー小説など、数多くのベストセラーを生み出しています。

 

本の概要

・ISBN:9781780894447
・出版年:2017年
・出版元:Century
・ページ数:416ページ
・シリーズ:Private #13

 

あらすじ

サントッシュ・ワグは、ムンバイで起きた悲惨な事件で命を落としそうになり、プライベート・インディアの代表を辞めた。しかし、世界最高峰の調査会社の社長であるジャック・モーガンは、彼を必要としていた。デリーに新しいオフィスを構えるジャックにとって、サントッシュは信頼できる唯一の人物だった。

 

サントッシュはまだ悪魔と戦っていたが、それを受け入れ、彼らの命運を左右するような事件を引き受けることになる。南デリーの高級住宅地の地下で、溶けた人骨が入ったプラスチックの樽が発見された。しかし、この家はただの家ではなく、州政府の所有物であった。

 

現場は封鎖され、当局も情報を抑えているため、深入りするとサントッシュが抹殺のターゲットにされてしまうかもしれない。

 

感想

まあまあ厚さのある本でしたが、フォントが大きくて個人的には読みやすかったです。また、一つの章も短いので、どんどん読み進めることができました。テンポも速く、無駄がないなと感じました。

 

タイトルに「デリー」とある通り、舞台はインドです。普段なかなかインドが舞台だったり、インドの方が登場する作品を読まないため、名前に馴染みがありませんでしたが、それ以外はとても読みやすかったです。

 

エンディングはやや読む人によって賛否が分かれるかなとも思いました。「正義」とは何なのか、考えさせられる作品です。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!