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Leah Konen "The Perfect Escape" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・心理スリラー】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Leah Konen "The Perfect Escape" という作品をご紹介します。

 

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作品概要
著者について

リアコーネン:

ノースカロライナ大学チャペルヒル校でジャーナリズムと英文学を専攻し、卒業。デビュー作のスリラー "All the Broken People "はローリングストーン、マリクレール、She Reads、シャーロットオブザーバーのベストサマーブックに選ばれている。夫と娘のエレノア、犬のファーリーとニューヨーク州ブルックリンとソーガティーズで暮らしている。

 

本の概要


・ISBN:0593085442
・出版年:2022年
・出版元:G. P. Putnam's Sons
・ジャンル:ミステリ、心理サスペンス、スリラー
・ページ数:372ページ(ペーパーバック)

あらすじ

女子だけで過ごす週末は、死ぬほど楽しい――

新しい友人同士であるサム、マーガレット、ダイアナは、小さな旅行のために都市を離れることにわくわくしていた。彼女たちは厄介な離婚を共通点として結合している。しかし、旅の途中で車のトラブルに見舞われ、人気のない山間の町に取り残されたとき、彼女たちは置き去りにしようと必死だった過去の傷や裏切りに直面することになる。

帰ってこなくなったダイアナを、サムとマーガレットが探すうちに、自分たちがその友人についてほとんど何も知らないことを知る。不気味な偶然と秘密が積み重なり、元恋人たちがこの小さな町にやってくる――。

 

感想

シャリ・ラペナやライリー・セイガーのファンにぴったりの、ツイストの効いた忘れられないスリラー、といううたい文句を先に読んでいたので、とても楽しみに読みはじめました。最初はちょっと世界観に入っていくのに時間がかかりましたが、登場人物のうちの一人(ダイアナ)が消息を絶ってからの展開はとても面白く読めました。

 

プロットもよく練られていて良かったのですが、私は特にタイトルが秀逸だな~と感じました。詳しくは作品の内容に触れてしまうので書けませんが、最後の最後で、タイトルに込められたもうひとつ(もしくは本当の)意味を理解したような気がします。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★★(5/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!