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Sophie Hannah “Kind of Cruel” あらすじ・レビュー【洋書】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Sophie Hannaさんの “Kind of Cruel” という作品をご紹介します。

 

本の概要

・ISBN:0340980699
・出版年:2012年
・出版元:Hodder & Stoughton
・ジャンル:ミステリ、心理スリラー
・ページ数:ページ
・シリーズ:Spilling CID #7

 

あらすじ

アンバーは、最後の手段として催眠療法士に相談したとき、何かが大きく変わるとは思っていなかった。慢性的な不眠症が改善されるとは思っていないし、催眠下で、自分にとって何の意味もない言葉を発しているのを聞くこともない。「親切、残酷、ちょっと残酷」。どこかで見たことのあるような言葉、場所さえ思い出せれば......。


彼女はまた、2時間後にキャサリン・アレンという聞いたこともない女性の残忍な殺人に関連して逮捕されるとは思ってもいなかった.

 

感想

私の英語力の問題かもしれませんが、物語に入っていくのが難しく、世界観があまり理解できませんでした。海外のレビューを見ても、☆5つの人もいれば1つ人もいるので、合う合わないが分かれる作品かもしれません。

 

ソフィー・ハナさんの作品はこれが初めてで、調べたところ詩などの分野でも活躍されているようなので、詩的な世界観や文学的な表現があったのかもしれません。

 

「kind of cruel」という表現が何度も出てきて、その意味を紐解いていく営みは面白いと思いましたし、わけのわからない犯罪で逮捕されそうになる、という最初の展開も興味深いと思っただけに、やや残念でした。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★☆☆(3/5)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!