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チャールズ・ディケンズの生涯・おすすめ作品・名言などをご紹介!

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

 

イギリスを代表する文学者を紹介していますが、今回は2022年が生誕210年にあたるチャールズ・ディケンズについて取り上げてみたいと思います。英国文学がお好きな方もそうでない方も、おそらく名前は聞いたことがあるはず。ぜひ、この記事でチャールズ・ディケンズについてさらに知っていただけたら嬉しいです!

 

 

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1.チャールズ・ディケンズの生涯・概要

幼少期:
ディケンズは、イギリス・ヴィクトリア時代を代表する作家です。1812年に海軍の会計吏の息子としてポーツマス郊外で生まれました。中流階級の家系だったものの、金銭感覚に優れない両親だったため、貧しい幼少期を過ごしました。

子どものころから小説をたくさん読んでいた彼ですが、12歳のときに父親の破産がきっかけで、自身が働きに出ることに。工場勤務は大きな苦労がつきまとっていたようです。

 

青年期:
10代後半になると法律事務所の事務員として勤務。その傍ら、空いた時間で文章を執筆。20歳のときには、新聞に投稿した記事が評価され、記者として働き始めました。このときも雑誌などに自身の短編小説などを送っていました。1836年、それらの短編を集めた『ボズのスケッチ集』が出版され、文学界デビューを果たします。

1837年には、長編小説『ピックウィック・ペーパーズ』が大人気となります。その後発表した『オリバーツイスト』も成功に終わり、作家としての地位を確立します。

 

壮年・晩年期:
自伝的小説と言われる『デイヴィッド・コパフィールド』を出版したころから、社会要素を取り入れた作品を書くようになったディケンズ。イギリス国内の貧富の差や社会問題などを鋭く見つめ作品として表現してきました。貧困層に目を向けながら執筆を続けた作家と言えるのではないでしょうか。


1870年、58歳のときに脳卒中を起こし、亡くなりました。

 

2.チャールズ・ディケンズの代表作・おすすめ作品

『オリバーツイスト』

あらすじ・概要:
孤児オリヴァー・ツイストは薄粥のお代わりを求めたために救貧院を追い出され、ユダヤ人フェイギンを頭領とする少年たちの窃盗団に引きずり込まれた。裕福で心優しい紳士ブラウンローに保護され、その純粋な心を励まされたが、ふたたびフェイギンやその仲間のサイクスの元に戻されてしまう。どんな運命がオリヴァーを待ち受けるのか、そして彼の出生の秘密とは――。ディケンズ初期の代表作。(Amazonより引用)

 

『クリスマスキャロル』

あらすじ・概要:
ケチで冷酷で人間嫌いのがりがり亡者スクルージ老人は、クリスマス・イブの夜、相棒だった老マーレイの亡霊と対面し、翌日からは彼の予言どおりに第一、第二、第三の幽霊に伴われて知人の家を訪問する。炉辺でクリスマスを祝う、貧しいけれど心暖かい人々や、自分の将来の姿を見せられて、さすがのスクルージも心を入れかえた……。
文豪が贈る愛と感動のクリスマス・プレゼント。(Amazonより引用)

 

『大いなる遺産』

 

あらすじ・概要:
優しい鍛冶屋の義兄ジョーに育てられている少年ピップは、あるクリスマス・イヴの晩、脱獄囚の男と出会う。脅されて足枷を切るヤスリを家から盗んで与えた記憶は彼の脳裏に強く残った──。長じたある日、ロンドンからやってきた弁護士から、さる人物の莫大な遺産を相続することを示唆されると、貧しいながらも人間味ある生活を捨て去り、ピップは大都市ロンドンへと旅立つのだった……。(Amazonより引用)

 

『二都物語』

 

あらすじ・概要:
フランスの暴政を嫌って渡英した亡命貴族のチャールズ・ダーネイ、人生に絶望した放蕩無頼の弁護士シドニー・カートン。二人の青年はともに、無実の罪で長年バスティーユに投獄されていたマネット医師の娘ルーシーに思いを寄せる。折りしも、パリでは革命の炎が燃え上がろうとしていた。時代の荒波に翻弄される三人の運命やいかに? 壮大な歴史ロマン、永遠の名作を新訳で贈る。(Amazonより引用)

 

3.チャールズ・ディケンズの名言

ここからは、ディケンズが残した名言のなかから、いくつかご紹介します。

 

・この世に生きる価値のない人などいない。人は誰でも、誰かの重荷を軽くしてあげることができるからだ。

・人生において我々が囚われている鎖は、我々が生み出したものに他ならない。

・別れの痛みは、再会の喜びに比べれば何でもない。

・誰もがたくさんもっている今の幸せに目を向けるのです。誰もがもっている過去の不幸は忘れなさい。

 

いかがですか?大変な時代に生きた彼だからこその、力強い言葉が多いのではないでしょうか?

 

4.イギリス・ロンドンにあるディケンズ博物館

イギリス・ロンドンには、ディケンズが実際に住んでいた家をそのまま博物館にした「ディケンズ博物館」があります。ディケンズが使っていた調度品が残されています。また、カフェやギフトショップも併設されています。

 

住所:48 Doughty Street Camden Town, London WC1N 2LX(最寄り駅は地下鉄ラッセルスクエア(Russell Square・ピカデリー線)駅)

入場料:£7

公式HP(英語):https://dickensmuseum.com/

 

以上です。この記事が、少しでもチャールズ・ディケンズやイギリス文学に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!