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岡田尊司『過敏で傷つきやすい人たち』概要・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、岡田尊司『過敏で傷つきやすい人たち』という作品をご紹介します。



本の概要

・ISBN:4344984617
・出版年:2017年
・出版元:幻冬舎
・ジャンル:新書、心理学、ストレス、心の症状
・ページ数:ページ

 

概要

決して少数派ではない「敏感すぎる人(HSP)」。実は「大きな音や騒々しい場所が苦手」「話し声がすると集中できない」「人から言われる言葉に傷つきやすい」「頭痛や下痢になりやすい」などは、単なる性格や体質の問題ではないのだ。この傾向は生きづらさを生むだけでなく、人付き合いや会社勤めを困難にすることも。最新研究が示す過敏性の正体とは?豊富な臨床的知見と具体的事例を通して、「敏感すぎる人」の真実と克服法を解き明かす。過敏な人が、幸福で充実した人生を送るためのヒントを満載。(Amazonより引用)

 

感想

HSPの方も、周りにHSPの方がいるという方にもおすすめだと思いました。表面的な「~をしましょう」という対処法を書いたものではなく、それぞれのタイプなどを丁寧にしっかり解説してくださっています。根本的な理解につながりそうな一冊です。

 

ただ、丁寧だからこそちょっと勉強のための本かも、という印象も受けました。すでにかなり心がキツイ状態の方は全部読み切るのに時間と体力を使ってしまうかもしれません(本自体はそれほど長いものではありません)。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!