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雫井脩介『仮面同窓会』あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は雫井脩介さんの『仮面同窓会』という作品をご紹介します。



本の概要

・ISBN:4344025474
・出版年:2014年
・出版元:幻冬舎
・ジャンル:心理スリラー、サスペンス、ミステリ
・ページ数:353ページ

あらすじ

高校の同窓会で、久しぶりに再会した旧友4人。かつて生徒を囚人扱いしていた教師・樫村の変わらぬ姿を見た彼らは、恨みを晴らそうと仕返しを計画。予定通り、暴行して置き去りにするも、翌日なぜか樫村は暴行現場から2km離れた溜め池で溺死体となって発見された。いったいなぜ?そして、4人のうち誰が彼を殺害したのか?

 

それぞれが疑心暗鬼に陥る中、新たな犠牲者を出した殺人事件が、高校時代の衝撃的な秘密を浮き彫りにさせる。過去と決別できない者たちを巧妙に追い詰めていく悪魔の正体とは?(Amazonより引用)

 

感想

洋書で心理スリラーを読んでいるときのように、どんどん続きが気になって一気読みしました。事件の裏に隠された真相と、ラストがやや衝撃度が高くてちょっと放心状態に(洋書ので結構ショッキングなものには慣れているつもりでしたが、やっぱり母語である日本語で読むとキツイときもありますね)。

 

雫井さんの作品というと、何年も前に『クローズドノート』を読んだきりでしたが、今回読めて良かったです。構成と文体がとにかく読みやすいです。

 

先述の通り、ラストは人によって評価がわかれるかもしれないなと思いました。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!