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雫井脩介『検察側の罪人』あらすじ・レビュー

 こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、雫井脩介『検察側の罪人』という作品をご紹介します。



本の概要


・ISBN:4163824052
・出版年:2013年
・出版元:文藝春秋
・ジャンル:ミステリ、サスペンス、ハードボイルド、検事もの、警察、裁判
・ページ数:508ページ

 

あらすじ

東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた。ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる。捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気づいた。すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった。男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめる―。

 

感想

面白くて一気読みしました。雫井さんの作品を読むのはまだ3冊目ですが、幅広いな~と思っています。

 

描かれるのは正義、だと思いますが、言葉ほどその中身はシンプルでまっすぐではない。本当の正義ってなんなんだろうなあと思わされました。最上がしたことは確かに検事としてしてはいけないことだけれど、最後の松倉の言動が許せないから、それも正当化したくなる。沖野の行動も理解できなくはないのですが、やっぱり若さゆえかなあと。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!