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国枝史郎『八ヶ嶽の魔神』あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、国枝史郎『八ヶ嶽の魔神』という作品をご紹介します。


作品概要
著者について

国枝史郎
1887年生まれ、1943年死亡。現在の長野県茅野市出身の小説家であり、怪奇・幻想・耽美的な伝奇小説を発表した。
早稲田大学入学後、創作活動に熱中する。大学の先輩である小川未明の「青鳥会」にも参加した。『蔦葛木曽桟』『八ヶ嶽の魔神』『神州纐纈城』が三大傑作と言われている。 

 

本の概要


・ジャンル:伝奇

あらすじ

秘峰八ヶ嶽を舞台に、姫をめぐる兄と弟の愛の確執と惨酷な結末が、果てもなく続く一族の血塗られた歴史の発端だった。憎悪は憎悪を呼び、復讐は復讐を生む。山窩族と水狐族に分れて争う末裔たちの呪詛と怨嵯の叫びは、時空を越え、いま大江戸の夜に凄然と谺(こだま)する!近代劇作の手法もとりこんだ卓抜な構想力と無類の空想力で妖美幻想の世界を拓き、国枝三大伝奇長編の1つと評される豊饒な成果(Amazonより引用)。

 

感想

国枝史郎さんの作品は初めて読みました。恥ずかしながら、お名前もそれまでうろ覚えでした。

 

最初は姫様、などが出てきて「?」となったのですが、平安時代のお話というか伝説で、それが発端となってこの小説の時代である江戸にまでつながっている、というところが面白かったです。

 

歴史要素あり、奇奇怪怪としたところもあり、冒険譚のような雰囲気もあり、ジャンルを超えた面白さがありました。テンポよく話が進んでいき、大きく場面転換するところでは作者による短い解説(説明)があるので、混乱することなく読めると思います。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!