こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!
今回は、イギリスの国際的ベストセラー作家である、Lisa Jewell(リサ・ジュエル)さんのおすすめ作品について、著者プロフィールや作品一覧と合わせてご紹介します。
私がレビューを書いた作品については、ブログ記事も一緒にご紹介します。
1.著者プロフィール
リサ・ジュエル:
1968年イギリス・ロンドンに生まれました。人気のフィクション作家としての地位を築いています。学校でアートやファッションなどを学んだあと、数年間はファッション業界で働いていました。
彼女の小説家としてのデビューにまつわる話はおもしろく、リサは友人からお気に入りのレストランでのディナーと引き換えに3章の小説を書くという課題を受けたそうです。その3つの章が最終的に彼女のデビュー作「Ralph's Party」に発展し、1999年にイギリスでベストセラーとなったそうです。ほかの作家とは一味違ったデビューの道を歩まれたのですね。
2008年には、小説『31 Dream Street』でメリッサ・ネイサン賞コメディ・ロマンス賞を受賞しています。現在は夫と二人の娘といっしょにロンドンにお住まいです。
2.おすすめ作品3選
The House We Grew Up In (2013)
あらすじ:絵に描いたように美しいコッツウォルズの村にある蜂蜜色の家に住んでいるバード一家。現実的なメグ、夢見がちなベス、そしておてんばな双子のローリーとリースは村の学校に通い、毎晩一緒に家庭料理を食べている。彼らの父親はコリンという名の甘ったるい男で、フクロウのような丸メガネをかけていて、まだ10代にしか見えません。母親はローレライという名の美しいヒッピー。そして、彼女は子供たちの人生のすべての瞬間を輝かせている――。
The Girls (aka The Girls in the Garden) (2015)
あらすじ:ロンドン中心部。絵のように美しい共同の庭の広場を囲む家に住んでいるアデル。隣人とは何年も前から知り合いで、彼らを信頼している。暗黙のうちに、彼女の子どもたち(三人の娘)をその共同の庭で遊ばせることは安全だと思っていた。
でも、それは本当にそうだろうか?
ある暑い夏の夜、共同広場で住民たちのサマーパーティーが行われているなかで、13歳の少女が庭の広場の暗い隅で意識を失っているのが発見された。彼女に何が起こったのか?そして、その事件に誰が責任があるのだろうか?
The Family Upstairs (2019)
あらすじ:25歳の誕生日を迎えて間もなく、リビー・ジョーンズは仕事から帰宅すると、ずっと待っていた手紙を見つける。彼女はある思いで手紙を破って開いた。自分が何者なのか、ようやくわかるようになったのだ。
彼女はすぐに彼女の生まれた両親の正体を知るだけでなく、ロンドンのファッショナブルなチェルシー地区にあるテムズ川のほとりにある数百万ドルの価値がある大邸宅の唯一の相続人であることも知ることになる。リビーの人生のすべてが変わろうとしている。しかし、彼女が知ることができないのは、この日を待ち望んでいた人たちが他にもいるということだ。
3.作品一覧
ここからは、リサ・ジュエルさんの作品一覧を時系列でご紹介します(今後新刊が出ましたら、随時追加していく予定です)。カッコ内は出版年です。
Ralph's Party (1998)
Thirtynothing (2000)
One Hit Wonder (2001)
A Friend of the Family (2004)
Vince and Joy (2005)
31 Dream Street (2007)
Roommates Wanted (2008) – alternative title for 31 Dream Street
The Truth About Melody Browne (2009)
After The Party (2010)
The Making of Us (2011)
Before I Met You (2012)
The House we grow up in (2013)
→私の書評はこちら
The Third Wife (2014)
The Girls (aka The Girls in the Garden) (2015)
→私の書評はこちら
I Found You (2016)
Then She Was Gone (2017)
→私の書評はこちら
Watching You (2018)
→私の書評はこちら
The Family Upstairs (2019)
→私の書評はこちら
Invisible Girl (2020)
→私の書評はこちら
The Night She Disappeared (2021)
→私の書評はこちら
The Family Remains (2022)
→私の書評はこちら
None of This is True (2023)
→私の書評はこちら
以上です!少しでもみなさんがLisa Jewell(リサ・ジュエル)さんを知るきっかけになれば嬉しいです!