こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!
今回は、堂場瞬一『見えざる貌』という作品をご紹介します。
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本の概要
・ISBN:978-4-12-206004-3
・出版年:2014年
・出版元:中公文庫
・ジャンル:警察小説
・ページ数:480ページ
・シリーズ:刑事の挑戦・一之瀬拓真
あらすじ
千代田署刑事課そろそろ二年目、一之瀬拓真。管内で女性ランナー襲撃事件が発生し、捜査に加わるが、なぜか女性タレントのジョギングを警護することに!?(中公文庫HPより引用)
感想
堂場さんの一ノ瀬くんシリーズはいくつか読んだことがあるのですが、順番がバラバラでも(もちろんその通りに読むのが良いと思いますが)、単体でしっかりと楽しめるのがいいなと思っています。
今作も、シンプルでわかりやすい部分と、飽きのこない複雑さを持つ部分のバランスが絶秒で、一ノ瀬くんの成長を見守るような親心もありながら楽しく読めました。
所轄の若い刑事さんということで、もちろん上の方や経験を積んだ方からは「違うだろ」と思われる行動に出るところも、一生懸命さが伝わってくるので好感が持てました。また同シリーズを読めるのを楽しみにしています。
5段階評価(おすすめ度)
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★☆(4/5)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!