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本郷和人『東大教授も惚れる!日本史 アッパレな女たち』概要・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、本郷和人さんの『東大教授も惚れる!日本史 アッパレな女たち』という作品をご紹介します。

 


本の概要

・ISBN:978-4-08-788017-5
・出版年:2019年
・出版元:集英社
・ジャンル:日本史、教養、歴史
・ページ数:192ページ

概要

女性の活躍なしの日本史なんてありえない!
歴史を騒がせた女たちの華麗なるガチンコ対決!

 

「歴史は人間が紡ぐもの。男性と女性が織りなすもの。ですから、学校で教える女性なしの歴史なんて、本来はあり得ないんです」(あとがきより)
ベストセラー『やばい日本史』でおなじみ、東大・史料編纂所の本郷教授が初めて語る女性が主役の日本の歴史。


ニッポンの女帝の中の女帝といえば
持統天皇と春日局のどちら?
絶世の美女の軍配があがるのは
お市と陸奥亮子のどちら?
女子教育の夜明けにより貢献したのは、
新島八重と津田梅子のどちら?


歴史を彩る42人の美女・才女・毒女たちの華麗なるバトルを本郷教授が楽しく解説、ズバッと判定。
全対決に、毒と笑いにあふれる、漫画家まんきつのイラストマンガ付き!

集英社HPより引用)

 

感想

とても面白かったです!本郷先生が「はじめに」や「終わりに」にも書かれていたとおり、確かに日本史の授業などでは本当に男性ばかりが登場して、でもきっと彼らの考えや判断には女性たちも大きく影響していて(もちろん表舞台で活躍した女性もいる)、そう考えると、やはり女性なくして日本史は語れないよなと思うのです。

 

厳しい時代のなか、自分の気持ちを何とか貫き通した人、家と家の間で揺れ、決断し悲しい結末になった人、手段を択ばずどんどん自分のステータスを上げていった人など、本当に個性豊かだと感じました。

 

絵も豊富にありますし、解説もとてもわかりやすいので、日本史に詳しくない方でも読みやすいと思います。気になる方はぜひ読んでみてください!

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★★(5/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!