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『十八番の噺 落語家が愛でる噺の話』概要・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は『十八番の噺 落語家が愛でる噺の話』という作品をご紹介します。



本の概要


・ISBN:4845917025
・出版年:2017年
・出版元:フィルムアート社
・ジャンル:演芸、伝統芸能、落語論
・ページ数:248ページ

概要

当世落語界を突っ走る人気真打5人と、期待の若手真打・二ツ目6人が魅せられた“噺”の奥に見えるものとは―。いかにして、噺に「魂」を込めるのか。珠玉の18噺。(Amazonより引用)

 

感想

落語にそこまで詳しくない方でも、お名前を聞いたことがある噺家さんが多いかなと思いました。昇太師匠や正蔵師匠はエンタメ業界でも知られているし、わさびさんも笑点の若手大喜利のメンバーだったりと。こういった本で登場するかな、と思った一之輔師匠は出てきませんでした。

 

私は白酒師匠が大好きなのですが、お話しの一つ一つが落語への愛、落語に真摯に向き合っている姿勢が感じられて、ますます素敵だなと感じました。もちろん、落語を知らない人が読んでもいいと思いますが、「ああ、あの噺ね」「そうそう、ここが面白いんだよね」とある程度思える方の方がより一層楽しめる一冊かなと思います。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!