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浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』という作品をご紹介します。



本の概要


・ISBN:4041098793
・出版年:2021年
・出版元:KADOKAWA
・ジャンル:ミステリ、青春もの、就活、伏線回収
・ページ数:304ページ

あらすじ

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。(Amazonより引用)

 

感想

面白かったです!前評判がとてもよく、ぜひ読んでみたいなと思っていたので読めて良かったです。

 

もちろんミステリとしての謎解きや、この先どうなるんだろうと気になる展開の面白さはもちろん素晴らしいのですが、就活システムに対する鮮やかな皮肉が根底にあるように感じました。

 

できれば就活生やこれから就活をする、という大学生は読まない方がいいかな……もちろん自由ですが。就活を終え、社会人として会社や社会に揉まれた大人が、「そうそう、就活ってこうだったよな」と一歩引いて読むのがいいかなと。

 

人は見かけによらない。というより、他人に見えている面はその人の本当に一部分でしかない。良くも悪くもその通りだと思いました。

 

そして、個人的に就活が苦手&違和感を感じていた自分にとっては、共感するところばかりでした。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★★(5/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!