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佐々木味津三『旗本退屈男 第二話 続旗本退屈男』あらすじ・レビュー

こんにちは!

今回は、佐々木味津三『旗本退屈男 第二話 続旗本退屈男』という作品をご紹介します。


作品概要
著者について

佐々木味津三
明治29年、愛知県北設楽郡下津具村生まれ。『旗本退屈男』などを代表作とする明治の大衆小説家。他にも『謎の人形師』『右門捕物帳』などが好評で一躍人気作家となった。1934年(昭和9)急性肺炎により37歳で死去。

 

本の概要


・出版年:昭和4年(1929年)4月の「文芸倶楽部」に初登場し、以後11作が発表された。
・ジャンル:歴史・時代小説、捕物、ミステリ

 

あらすじ・概要

「旗本退屈男」は、1930年以来、計30本の映画が製作され、テレビドラマとしても何度もリメイクされている、時代小説家・佐々木味津三による人気時代小説。

 

感想

へい、さようなら。おとといおいでよ――


小気味いい文体と味のある言葉選びにしみじみと読み入ってしまいました。テンポよく進み、起承転結もはっきりしていてとても読みやすく楽しめました。

 

大人気シリーズとのことで、他の作品も読んでみたいなと思いました。また、この記事を執筆している現在、同作家の『右門捕物帳』シリーズのひとつを読んでいるので、それとの比較も楽しみです。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!