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【恋愛小説からミステリ・ファンタジーまで】バレンタインデーにおすすめの本3選

こんにちは!

 

今回は、バレンタインデーにおすすめの本を3作品ご紹介します。

バレンタインデーと言えば、チョコレート。ドキドキしながら好きな人にチョコレートを渡したり、友チョコをたくさん作って配った青春時代や、義理チョコを配った職場での思い出、など、一言でバレンタインと言っても、色々な出来事があるのではないでしょうか。

  

そこで今回は、さまざまなジャンルやテーマの作品で、バレンタインデーに静かにゆっくり読みたい本をご紹介します。

 

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1.アントニー・バークリー『毒入りチョコレート事件』

あらすじ

ウィキペディアより引用

バークリーのシリーズ探偵の一人である作家ロジャー・シェリンガムが率いる「犯罪研究会」に、スコットランド・ヤードのモレスビー首席警部から未解決の毒殺事件が報告される。この事件に対し、バークリーのもう一人のシリーズ探偵であるアンブローズ・チタウィックを含む同研究会の面々が推理合戦を繰り広げる。

犯罪研究会の6名は一週間かけて各個独自の捜査を行い、翌週毎日一人ずつ推理を発表することになった。提出された推理は7件で、警察と合わせると、一つの事件に対して8件の推理がもたらされることになった。複数探偵による多重解決という趣向は以前よりあったが、バークリーはそれを徹底した。

 

それぞれの推理は、探偵の職業や性格、立場をよく反映している。例えばシェリンガムは女性に比較的同情的で、想像力に富む。ダマースはフロイト流心理描写の得意な作家とされている。弁護士の推理は即物的で、ブラッドレーの推理は推理小説マニア的である。

 


おすすめポイント→寒い時期、あたたかなホットチョコレートと一緒にじっくり推理しながら読みたい一冊です。

 

2.オラフ・オラフソン『ヴァレンタインズ』

あらすじ

白水社ホームページより引用
「一月」から「十二月」まで、夫婦や恋人たちの愛と絆にひびが入る瞬間を鋭くとらえた、O・ヘンリー賞受賞作を含む12篇。現代アイスランド文学の旗手による、珠玉の第一短篇集。

12の〈愛〉のかたち

アイスランド出身の実力派による、珠玉の第一短編集。一月から十二月まで、一年の各月の名前が冠された12編には、夫婦や恋人たちの愛と絆にひびが入る瞬間が鋭くとらえられている。

〈四月〉
オスカルとマルガリェーテは、湖畔のロッジで週末を過ごしている。夕食後、もう遅いと妻が止めるのも聞かずに、オスカルは幼い息子を連れて湖に出るが、ボートが転覆し、息子とともに溺れかける。その夜、助けてくれた隣人たちと語らううちに、夫に対するマルガリェーテの不信感が大きくふくらんでいく。

〈九月〉
アメリカ人で見栄っ張りな実業家の夫マークと離婚寸前のエッダ。気の弱い彼女は、友人の計らいで単身パリに飛ぶ。新しい恋に出会い、自分を取り戻しつつあったある日、ふと入った骨董屋で、かつて慈善オークションに参加した夫が法外な値段で競り落とした彫像と再会する。

プロットも文章もきわめてシンプルだが、繊細かつ鋭い感覚によってとらえられた感情の微妙なゆらぎが鮮やかに描き出される。登場人物は、作者と同じくほとんどがアイスランド人で、アメリカや母国で暮らしている自制心と内省を感じさせる人物が多い。本書のアイスランド語版は、2006年度アイスランド文学賞を受賞。抑制のきいた文章の行間からは、アイスランドのひんやりした空気が伝わってくる。

 

 


おすすめポイント→愛したふたり、恋したふたりを前にして、物事がシンプルであることなんてありえないのだ、と改めて。


3.ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』

あらすじ

ウィキペディアより引用

外界から隔離された巨大なチョコレート工場がある大きな町の片隅で、貧乏な暮らしを余儀なくされている少年チャーリーとその一家。ある日、チョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカが、自社のチョコレートの中にゴールデンチケットを5枚封入して出荷、チケットを引き当てた子供を工場見学に招待すると発表する。

そして、工場見学の日。チケットを引き当てたチャーリーら五人の少年少女と保護者の前で、チョコレート工場の門が開く。チョコレート工場の中に広がっていたのは、ウォンカが作り上げた奇想天外な世界だった。

なお、続編『ガラスのエレベーター 宇宙にとびだす(英語版)』と合わせると、工場見学が行われたのは1973年2月1日だとわかる。

 


おすすめポイント→映画を覚えている人も多いはず。こんなご時世だからこそ、あははと笑える想像の世界へいきたい。

 

以上です!

ぜひ、気になった本があれば読んでみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!