こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!
今回は、柚月裕子さんの『合理的にありえない』という作品をご紹介します。
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本の概要
・ISBN:978-4062204453
・出版年:2017年
・出版元:講談社
・ジャンル:ミステリ、サスペンス
・ページ数:258ページ
あらすじ
不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、IQ140 の貴山をアシスタントに、探エージェントを運営。「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが――。美貌の元弁護士が、知略をめぐらす鮮烈ミステリー! 『孤狼の血』、『慈雨』の著者、渾身作!!(Amazonより引用)
感想
柚月裕子さんは以前からずっと読みたいと思っていた作家さんの一人でした。なので、今回読めて良かったなと思いました。短編がいくつか収められているのですが、どれも読みやすく、またそれぞれ違った色があって面白かったです。
特に1つめでは騙す側を騙し、2つめでは騙す側になりすます、というのがきれいな対比だなと感じました。まったく違う内容ではありますが。どれも爽快で、読んでいてこんな人がいたらいいなと思いました。
アシスタントの貴山さんの活躍も良かったです。キャラクターも魅力的で、すぐに読んでしまいました。おすすめです!
5段階評価(おすすめ度)
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★★(5/5)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!