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松本清張ら"葛藤する刑事たち: 警察小説アンソロジー" あらすじ・レビュー【警察小説】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は松本清張さんたちの"葛藤する刑事たち: 警察小説アンソロジー" という作品をご紹介します。

 


あらすじ

黎明/発展/革新の3部構成で各時代に輝く傑作を選び抜き収録。
警察小説史に残る作家を網羅したファン必読の一冊。
組織での事件捜査を描く王道から、女刑事が主人公の作品、非番の一場面を描くものまで、広く警察の魅力と個の抱える葛藤をたっぷり味わえる。(Amazonより引用)

 

感想

9人の作家さんの作品が読めるということで、警察小説好きにはたまらないかと思います。私も読んだことのない作家さんの作品に触れることができて良かったなと感じました。どれも魅力的でしたが、シンプルな謎解きが楽しめた今野敏さんの作品が特に好きでした。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

堂場瞬一"垂れ込み" あらすじ・レビュー【警察小説】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は堂場瞬一さんの"垂れ込み" という作品をご紹介します。

 

あらすじ

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」
未解決事件を扱う追跡捜査係に、山岡と名乗る男から垂れ込みが入った。
たまたまその電話を受けた沖田は待ち合わせ場所に向かうが、男は現れなかった。
山岡との接触をしつこく試みる沖田をよそに、追っても無駄だと、十年前の別の事件の資料を掘り返す同係の西川。(Amazonより引用)

 

感想

面白かったです!警察に情報提供しようとするも、2回も約束の時間・場所に現れなかった山岡という人物が、実際にはどのような人だったのかというところが物語のカギとなり、それを少しずつ解き明かしていく過程がいいなと思いました。

追跡捜査係のメンバーも魅力的で、また同シリーズの他の作品も読みたいなと感じました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

東川篤哉"はやく名探偵になりたい" あらすじ・レビュー【ミステリ】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は東川篤哉さんの"はやく名探偵になりたい" という作品をご紹介します。

 

 

作品概要

はた迷惑な奴らリターン‼ 名探偵の条件。気力・体力・変人あしらい。そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること! 烏賊川市で探偵事務所をひらく鵜飼のもとには、なんとも不思議な事件が持ち込まれる。探偵見習い・流平とともに、いい加減に華麗な推理と、ずっこけチームワークで難事件を次々解決‼ 2011年本屋大賞受賞、東川篤也の大人気シリーズ最新作‼(Amazonより引用)

 

感想

面白かったです。ここ最近ですっかり東川さんのファンになったので、作品をどんどん読んでいくのが楽しみで仕方ありません。どの短編も良かったですが、個人的にはシンプルかつ鵜飼さんの良いところがぐっと詰まっていた1作目が好きでした。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★★(5/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!