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Mark Roberts "Blood Mist (DCI Eve Clay #1)" あらすじ・レビュー【洋書・警察小説】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Mark Roberts "Blood Mist (DCI Eve Clay #1)" という作品をご紹介します。


作品概要
著者について

マーク・ロバーツ

リバプールで生まれ育ち、20年間教師を務め、過去13年間は重度の学習障害を持つ子どもたちと働いてきた。DCIイヴ・クレイシリーズの第1作Blood Mistは、オーストラリアのkindleチャートで1位を獲得した。

 

本の概要


・ISBN:1784082880
・出版年:2015年
・出版元:Head of Zeus
・ジャンル:警察小説、ミステリ、サスペンス
・ページ数:400ページ(ハードカバー)
・シリーズ:DCI Eve Clay #1

 

あらすじ

殺された2つの家族、現場には儀式的なものが残っていた。
雪の中に捨てられた9歳の子ども。
情報を握ったまま投獄された過去の犯人。

リバプールが息をひそめる中、イヴ・クレイ警部は、自分よりも過去を知っているサディスティックな犯人を追いかける。

そして、第二次世界大戦以来、板で囲われ忘れ去られたリバプールの地下トンネルに、彼女は潜入することになる。地下深くで、彼女は初めて真の悪に直面することになる。

 

感想

マークロバーツさんの作品は、今回初めて読みました。イギリスが舞台の作品はいくつも読んでいますが、リバプールに特化したものは意外にも読んだことがなかったと記憶しています。なので、最初のページに地図が載っていたのはわくわくしました。

 

Eveという少し特殊な育ちをした女性警部が主人公。Eveの葛藤や苦しみというものがひしひしと伝わってきました。事件もショッキングで、どんな展開になるのだろうと思いながら読みました。

 

やや現実離れしているかなと思った点と、犯行の動機と機会の部分がもう少しわかりやすく、というか丁寧に描かれていたら良かったのになと思いました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★☆☆(3/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!