こんにちは!
洋書を選ぶ際の基準の一つに、本とご自身の英語のレベルがあっているか、ということが挙げられると思います。
難易度レベルを測る指標はいくつかあるかと思います。有名なものですと、YL(読みやすさレベル:SSS英語多読研究会(SSS式多読とも呼ばれていますね)が作成した基準)やLexile指数(レクシル指数:アメリカのMetaMetrics®社が開発した「読解力」および「文章の難易度」を示す指標)あたりかと思います。
そこで今回は、もう一つの大きな基準の一つであるCEFR(セファール:ヨーロッパ言語共通参照枠)の自分のレベルチェックが無料でできるウェブサイトを、2つご紹介します!
※CEFRでは、習得レベルをA, B, C、そしてその中で1, 2と分け、初級のA1から上級のC2まで6段階で評価しています。
しっかりと自分のレベルを判定したいという方は、お金を払って試験を受ける必要がありますが、その前にちょっと自分のレベルを知りたいという方には、以下2つのウェブサイトが無料で使えて便利かなと思います。なお、こちらは公式にご自身の英語レベルを証明するものではありませんので、就職活動や留学先への提出書類などには使えませんので、あらかじめご承知おきください。
1.Exam English -Test your Level of English
→こちらは文法&ボキャブラリー、とリスニングの2つのチェックテストができます。いずれも問題数が少ないので、短時間でさくっと自分のレベルを確認することができます。
2.Oxford Online English -English Level Test
→こちらはリスニング、リーディング、文法、ボキャブラリーの4つのレベルチェックができます。1でご紹介したウェブサイトよりは問題数も少し多めですので、お時間のあるときにやってみるのをおすすめします。
これらのCEFRのレベルチェックをすることのメリットとして、洋書選びの参考になるということがあります。洋書の出版社では、Graded Readersという、英語のレベル別にわけて本を分類していることがよくあるからです。たとえば、ピアソングレーデッドリーダーズや、Oxford Bookwormシリーズなどがあります。
もちろん洋書はご自身の興味のあるものを読むのが大事だと思っていますが、どんな洋書を読んだらいいのかわからない、という方は、このCEFRでご自身のレベルを簡単に確認しておくと、選ぶ際の参考や目安になるかな、と思います。
以上です!少しでもご参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!