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Ruth Ware"In a Dark, Dark Wood" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は、Ruth Wareさんの"In a Dark, Dark Wood" という作品をご紹介します。

 

作品概要

著者について

ルース・ウェア
国際的なナンバーワン・ベストセラー作家です。彼女のスリラー作品の多くは、サンデー・タイムズ紙やニューヨーク・タイムズ紙など世界中のベストセラーリストに掲載されています。彼女の本は映画化やテレビドラマ化されています。また、40以上の言語で出版されています。

 

あらすじ

引きこもり作家のレオノーラは、週末の休暇にイギリスの田舎へ招待され、しぶしぶ旅に出ることに同意する。しかし、最初の夜が訪れたとき、新旧の友人たちの間でさまざまな事実が明らかになり、レオノーラの遠慮を打ち砕くような不気味な記憶が浮かび上がる。

 

感想

ルース・ウェアさんの作品は、この記事を書いている時点で最新作以外は読んでいると思うのですが、今回、デビュー作を読むことができて良かったです。1冊目ということで、ややプロットや情景・心理描写が粗削りな部分はありながらも、事件のカギとなる部分については上手く作られているなと感じました。

ルース・ウェアさんらしい雰囲気たっぷりの舞台設定、犯人の動機や主人公が事件の真相に気づく過程のリアルさと納得感、ラストの緊迫感などが味わえました。おすすめです!

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!