こんにちは！イギリス在住ブロガーの雲川ゆず（@ybook21）です！
今回は、東川篤哉さんの"ここに死体を捨てないでください！" という作品をご紹介します。
妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。かわいい妹を守るため、有坂香織は、事件の隠蔽を決意。廃品回収業の金髪青年を強引にまき込んで、死体の捨て場所探しを手伝わせることに。さんざんさ迷った末、山奥の水底に車ごと沈めるが、あれ？帰る車がない!! 二人を待つ運命は？ 探偵・鵜飼ら烏賊川市の面々が活躍する超人気シリーズ第五弾！（光文社HPより引用）
東川さんの鵜飼さんシリーズはとても好きなので、また読めてとても嬉しかったです。長編小説でしたが流れるような展開でとても読みやすく、それでいて驚くようなトリックが隠されていて大満足でした。犯人も言われてみれば確かに、という人物で、動機や機会を含めて納得のいくものでした。
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★★（5/5）
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
こんにちは！イギリス在住ブロガーの雲川ゆず（@ybook21）です！
今回は、堂場瞬一"灰色の階段" という作品をご紹介します。
〈異動の先々で事件を呼ぶ男〉と言われるベテラン刑事・岩倉剛。
彼は事件に関する異常なまでの記憶力を持ち、誤った方向に暴走しそうになる捜査本部をギリギリで引き留める「ラストライン」の担い手でもあった。
岩倉の刑事生活ラストの10年を描く「ラストライン」シリーズだが、本作はそのシリーズ外伝として、それ以前の岩倉の活躍を描く短篇集である。（Amazonより引用）
岩倉さん（通称ガンさん）が登場する作品は恐らく今まで読んだことがないと思うのですが、この短編集を読んで興味が出てきました。事件の解決に向けて、ときに急ぎすぎてしまったり、判断を誤ったまま突き進んでしまったり、そういったことに、一度「待った」をかけるのがガンさんなのかな、と思いました。
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★☆（4/5）
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
こんにちは！イギリス在住ブロガーの雲川ゆず（@ybook21）です！
今回は堂場瞬一さんの"ボーダーズ" という作品をご紹介します。
東京新橋で銀行立て籠り事件発生。男性客が刺殺された後、犯人を逮捕した。警視庁SCU(特殊事件対策班)八神は、キャップの結城から被害者藤岡を調べるよう指示される。藤岡は、40年前に機動隊員殺しで手配され、公安に追われた男だった。八神は現場の銀行へ……。犯人、被害者、公安、複雑に絡む事件の真相とは? 個々の特殊能力を発揮して極悪に挑む最強の刑事チーム始動! 書き下ろし警察小説。（Amazonより引用）
ボーダーズシリーズは以前『夢の終幕』というシリーズ2作目を先に読んだのですが、それがとても面白かったので、今作も期待しながら読み始めました。期待以上の面白さで、チームがどのように出来上がっていくのか、その最初の段階を見れて嬉しかったです。
最初は無関係に思えた個々の事件が最後にするすると一つにまとまっていく展開はスッキリしました。
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★☆（4/5）
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
