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視覚デザイン研究所『鑑賞のための西洋美術史入門』概要・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、視覚デザイン研究所『鑑賞のための西洋美術史入門』という作品をご紹介します。

 

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本の概要


・ISBN:488108190X
・出版年:2006年
・出版元:視覚デザイン研究所
・ジャンル:西洋美術史、美術史、教養
・ページ数:222ページ

概要

ギリシャ美術からニューペインティングまでの美術の歴史を楽しく、しかも重要なポイントは網羅した美術鑑賞の入門書。
難しい専門用語や芸術的概念にはQ&Aで核心に迫ります。


Qヘレニズム的とはどういうこと?
Aギリシャ彫刻の理想化された肉体のことです。
Qなぜロココはイギリスに根付かなかったの?
Aフランスの軽薄さが悪趣味に見えて性にあわなかったのでしょう。


さらにQ&Aに続く文章を読めば理解が深まり、本物を見たくなること間違いなしです。

(Amazonより引用)

 

感想

学生時代、美術の資料集を飽きることなく眺めていた自分にとっては、とても素晴らしい本でした。オールカラーで絵もたくさん載せられていて、贅沢な一冊だと思います。

 

西洋美術史を一通り学べるほか、素朴な疑問もQA形式でわかりやすく解説がされています。西洋美術史をまずはビジュアルで楽しみたい方、ざっくり流れを知りたい方などにおすすめです。

 

5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!