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James Oswald "The Hangman's Song (Inspector McLean #3)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・警察小説】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、James Oswaldさんの"The Hangman's Song (Inspector McLean #3)" という作品をご紹介します。

 

作品概要
著者について

ジェームズ・オズワルド
サンデー・タイムズ紙のベストセラーとなったマクレーン警部シリーズの著者である。同シリーズは、エジンバラを舞台にしている。

 

本の概要

・ISBN:9781405913188
・出版年:2014年
・出版元:Penguin Books
・ジャンル:ステリ・警察小説
・ページ数:496ページ(ペーパーバック)
・シリーズ:Inspector McLean #3

 

あらすじ

エディンバラのとある住宅で、若い男がロープで首を吊っているのが発見された。シンプルな悲しい自殺に見えたが、トニー・マクレーン警部は奇妙な遺書に困惑する。2人目の首吊り男と奇妙な遺書が発見されたとき、それは不吉なパターンを示唆していた。

 

残忍な人身売買の組織を調査していたマクレーンは、2つの自殺を関連付ける時間を確保することに苦労する。しかし、3人目の自殺が発見されたことで、マクレーンはそこにある悪意を確信し、さらに深く掘り下げていく――。

 

感想

ジェームズ・オズワルドさんの作品は今回初めて読みました。ずっと気になっていた作家さんの一人だったため、今回読むことができて良かったです。

 

最初から無駄がなくすぐに事件に入ること、丁寧な捜査、さまざまな登場人物の心情や動き、そして主人公が抱える個人的な問題(これも事件に関係しますが)など、警察小説の面白さが詰まった作品だと感じました。

 

最後まで色々なサプライズがあり、飽きることなく読めました。テンポもちょうどよく、中だるみせず緊張感が続いていました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!