雲川ゆずの本棚

本のレビューやおすすめ本紹介、イギリス生活の記事を書いています!

M.C. Beaton "Agatha Raisin and the Witches' Tree(Agatha Raisin #28)" あらすじ・レビュー【洋書】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、M.C. Beatonさんの"Agatha Raisin and the Witches' Tree(Agatha Raisin #28)" という作品をご紹介します。

作品概要
著者について

M.C.ビートン
AGATHA RAISINとHAMISH MACBETHの両シリーズ、および多くのリージェンシー・ロマンスで世界的にベストセラーとなった作家である。彼女の本は17ヶ国語に翻訳されている。彼女は、英国の図書館で常に最も多く借りられるの作家である。

 

本の概要

・ISBN:9781472117229
・出版年:2017
・出版元:Constable
・ジャンル:ミステリ
・ページ数:192ページ(ハードカバー)
・シリーズ:Agatha Raisin #28

 

あらすじ

コッツウォルズの住民は悪天候に慣れているが、新任の牧師であるローリーとモリー・デヴィア夫妻は、サンプトンハークコート村での晩餐会の帰りにゆっくりと車を走らせていたため、夜空は特に霧がかっていた。前方を確認するのに必死だった2人は、突然ブレーキをかけ、急停車した。ヘッドライトに照らされた彼らの目の前で、町はずれのニワトリの木に死体がぶら下がっている。老齢の独身女性マーガレット・ダービーが殺害されたのである。

 

アガサ・レイジンは、その場に立ち会う。しかし、この村は小さく私的な村であり、答えよりも多くの疑問を投げかける場所であることを彼女は知ることになる。そして、最初の殺人事件に続いてさらに2つの殺人事件が発生すると、アガサは自分の評判と命さえも危うくなり始める。

 

感想

ミステリ作品というよりは、アガサのドタバタを楽しむという方が良いのかなと感じました。短いので読みやすいのは確かなのですが、若干事件に集中できない要素がぽつぽつ出てきました。

 

他にも手元にこのシリーズ作品があるので、そちらに期待して読もうかなと思います!

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★☆☆(3/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!