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【イギリス永住権申請】Trinity GESE Grade5 B1(英語テスト)を受験しました~概要・当日の流れ・対策方法など~

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

 

今回は、イギリスの永住権申請に必要な英語のテストについて、私が受験した【Trinity GESE Grade5(B1)】をご紹介します。

 

同じテストを受験しようと考えている方のご参考になれば幸いです。

 

※本記事の内容は、受験当時(2023年8月)のものです。今後情報に変更がある可能性もありますので、受験の際は必ず政府のサイトやテスト運営機関の公式サイトで確認をお願いいたします。

 

 

1.Trinity GESE Grade5とは?

Trinity College LondonのGESE Grade5テストは、イギリス永住権申請において、イギリス政府が認めているテストのひとつです。

 

永住権を申請する際には、英語力の証明として、B1レベル(またはそれ以上)の英語テストに合格する必要があります。なお、英語で教育または研究された学位を持っている場合は、それを英語力証明として使うことができるようです。

 

私が受験したTrinity College Londonの試験だけでなく、Pearson、IELTS SELT Consortium、LanguageCertの試験を選ぶこともできます。自宅から受験会場までの距離や、自分に合ったテスト形式で選ぶと良いのかなと思います。

 

詳しくは以下のイギリス政府のサイトをご確認ください。

www.gov.uk

www.gov.uk

 

Trinity GESE Grade5の概要は以下の通りです。

・テスト時間:10分程度

・テスト形式:会場にあるタブレットを使った試験官とのビデオ通話。あらかじめ用意し持参するトピックフォームに沿った会話約5分と、試験官が選んだトピックでの会話約5分。

・テストで測られるスキル:スピーキング、リスニング

 

詳しくは以下の公式サイトをご確認ください。

 www.trinitycollege.com

 

2.私がTrinity GESE Grade5を選んだ理由

上記の通り、イギリスの永住権申請に必要な英語テストは4種類から選べるのですが、私がTrinity GESE Grade5を選んだ理由は以下の通りです。

 

・試験時間が短いため

・自宅から試験会場までアクセスが良いため

・地方の会場でも予約できる曜日や時間の枠が多かったため

・試験官と一対一で、他に受験者がいない方が自分に合っているため

・仮の結果が翌日にメールで届くため

 

ちなみに、以前の配偶者ビザ更新の際には別の試験機関である「PTE」のHome A2を受験しました。もしご興味があれば以下の記事をご覧ください↓

ybook.hatenablog.com

 

3.テスト当日の流れ

※以下は私が受けた試験会場でのことですので、会場により細かな違いがあるかもしれません。

 

テスト当日は、時間に余裕を持って会場に到着することをおすすめします(申し込み完了後に届くメールでは、試験開始30分前に来てと書かれていました)。

 

試験会場に着いたら、まず建物の入口で身分証を持っているか、トピックフォームを持っているかチェックされました。そして受付まで誘導されました。

 

受付では、荷物をロッカーに預けた後、IDチェックと顔写真撮影がありました。また、イヤホンなどをしていないかなどのチェックもありました。

 

その後、試験が行われる部屋に案内されました。すでにタブレットは準備されていて試験官の方も写っていたので、そこから挨拶をして試験が始まりました。テストが終わった後は、受付の方から「翌日に仮の結果がメールで届くのでチェックしてね」と言われました。

 

4.試験の結果はいつわかるのか?

上記の通り、翌日の朝にはメールで仮の結果が届いていました。合格とのことで良かったです。最終的な結果は試験後4営業日後(土日を含めると6日後)にメールが届きました。さらに、そこから30分もかからないうちに、デジタル証明書のリンクが記載されたメールが届きました。

 

※紙の証明書は有料オプションとして、テスト予約時に選べるようになっていました。

 

最終的な結果も仮の結果と変わらず、またきちんと合格の証明書も見ることができたので良かったです。

 

5.テストの対策方法

試験は10分間の試験官との会話なので、「特にこれといった対策がある」というわけではないと思うのですが、できることはいくつかあるかなと思いました。

 

・試験形式を確認する:公式サイトにどのようなテスト形式なのか、どのような流れで行われるのかが書かれたガイダンス(PDF)があったので、それをチェックすると当日焦らなくて良いかなと思います。

 

・YouTubeで参考動画を見る:YouTubeでテストの名前を入れて検索すると、色々な動画が出てきます。トピックフォームに使えるトピックや、後半の会話で想定し得る質問などを紹介した動画などがありました。

 

・ネイティブの家族や知り合いに練習してもらう:お近くに練習に付き合ってくれるネイティブの方がいれば、一緒に練習してもらうと良いかなと思います。

 

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!必要な方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

なお、永住権申請に必要なもうひとつのテスト「Life in the UKテスト」については以下の記事でご紹介しています↓

ybook.hatenablog.com