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Susan Hill “The Benefit of Hindsight(Simon Serrailler #10) ” あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Susan Hillさんの “The Benefit of Hindsight(Simon Serrailler #10) という作品をご紹介します。

 

作品概要
著者について

スーザン・ヒル
1942年、ノース・ヨークシャーのスカーバラで生まれました。小説『A Change for the Better』(1969年)や短編集『Cockles and Mussels』の中で、故郷のことが触れられています。

 

本の概要

・ISBN:9781419743580
・出版年:2020年
・出版元:The Overlook Press 
・ジャンル:ミステリ
・ページ数:304ページ
・シリーズ:Simon Serrailler #10

 

あらすじ

セライヤー警部は、腕と命を奪った暴力事件から回復し、仕事に復帰したが、余暇には大聖堂の屋根で修復中の中世の天使をスケッチして過ごしている。

しかしある夜、2人の男が玄関を開けると、そこには悲惨な光景が広がっていた。セライヤーはこの事件の処理で重大な判断ミスを犯し、そのストレスと、腕を失ったトラウマが重なり、蝕まれていく。

 

感想

スーザン・ヒルさんの作品は以前も読んだことがあったのですが、シリーズを1つでも読んでいると雰囲気やキャラクターがわかってやっぱりいいなと思いました。

 

主人公サイモンの世界では、常に家族が中心にありましたが、今回のストーリーでは、それがさらに反映されていると感じました。

 

スーザン・ヒルさんはいつもそうですが、この本も美しく書かれていると感じました。素晴らしい描写がいくつもあり、特に、ラファートンにあるゴシック様式の大聖堂の連続的な言及は、人々と風景に堂々とした存在感を示しているなと。登場人物のキャラクター設計・描写もよくできていて、イメージしやすかったです。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!