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【大注目】2022年の本屋大賞候補10作品のあらすじとポイントをご紹介

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、先日発表された2022年の本屋大賞候補10作品をご紹介します。本のプロフェッショナルである書店員さんたちが選ぶというだけあり、毎年その受賞作が注目される本屋大賞。今回はどんな作品が選ばれたのでしょうか?

 

 

青山美智子「赤と青とエスキース」(PHP研究所)

あらすじ:
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。(Amazonより引用)

 

ポイント:青山さんは2021年本屋大賞で惜しくも2位となった『お探し物は図書室まで』の著者でもあります。5つの物語から成る連作短編集です。


知念実希人「硝子の塔の殺人」(実業之日本社)

あらすじ:

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命! (Amazonより引用)

ポイント:館物、密室殺人など、ミステリ好きにはたまらない一冊。

 

 

米澤穂信「黒牢城」(KADOKAWA)

あらすじ:
本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。(Amazonより引用)

ポイント:先日直木賞も受賞。その他にも文学賞を受賞している今最も注目の一冊。


小田雅久仁「残月記」(双葉社)

あらすじ:
近未来の日本、悪名高き独裁政治下。
世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。
「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力が構築した異世界。
足を踏み入れたら最後、イメージの渦に吞み込まれ、もう現実には戻れない――。
最も新刊が待たれた作家、飛躍の一作!(Amazonより引用)

ポイント:ディストピア小説、とわかっていながら、どこか現実味も感じさせる作品。

 


一穂ミチ「スモールワールズ」(講談社)

あらすじ:
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。(Amazonより引用)

ポイント:BL界の天才と称される作者。様々な方面に「完璧」と言わしめた作品です。

 


朝井リョウ「正欲」(新潮社)

あらすじ:
生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う――。
あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ――共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 絶望から始まる痛快。あなたの想像力の外側を行く、作家生活10周年記念、気迫の書下ろし長篇小説。(Amazonより引用)

ポイント:つながりのないような出来事が次第につながりを見せる……。作家として第一線で長く活躍し続ける朝井リョウさんの書きおろし作品です。

 


逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)

あらすじ:
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?(Amazonより引用)

ポイント:先日惜しくも直木賞受賞を逃した今作。臨場感あふれるデビュー作となっています。

 


町田そのこ「星を掬う」(中央公論新社)

あらすじ:

小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。
その後、私は、母に捨てられた――。

ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。
それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。

(Amazonより引用)

 

ポイント: 2021年の本屋大賞を受賞した町田その子さんの作品。すれ違う母と娘。きっと自分の人生における大切なものに気がつけるはず。

 


西加奈「夜が明ける」(新潮社)

あらすじ:
15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。
普通の家 庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有できる ことなんて何一つないのに、 互いにかけがえのない存在になっていった。 大学卒業後、 「俺」はテレビ制作会社に就職し、 アキは劇団に所属する。 しかし、 焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、 俺たちは少しずつ、 心も身体 も、 壊していった......。
思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描 きながら、 人間の哀しさや弱さ、 そして生きていくことの奇跡を描く。
本書は著者が初めて、 日本の若者の生きていく上でのしんどさに真正面から取り組んだ作品。 (Amazonより引用)

ポイント:なかなかインパクトのある表紙も注目のこちら。社会で生きていくことのしんどさ、つらさを描き切っています。

 

浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」(KADOKAWA)

あらすじ:
成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。(Amazonより引用)

ポイント:読みやすい本格派青春ミステリー。この心理戦には誰もが惹きつけられるはず。

 

 

以上です!本屋対象の発表は4月6日。気になる作品はありましたか?ぜひ、お手に取ってみてくださいね。