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Tim Weaver "No One Home(David Raker #10)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・サスペンス】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Tim Weaverさんの "No One Home(David Raker #10)という作品をご紹介します。

作品概要
著者について

ティム・ウィーバー
デイヴィッド・レイカーシリーズで知られるベストセラー作家。イギリス・バース在住。

 

本の概要

・ISBN:9781405939492
・出版年:2020年
・出版元:PENGUIN
・ジャンル:ミステリ
・ページ数:482ページ
・シリーズ:David Raker #10

 

あらすじ

9人の隣人が集まったディナーパーティー。
しかし、翌朝には跡形もなく消えていた。遺体も、証拠も、手がかりもない。

 

年半経ってもそれは謎のままだ。答えを求めて、行方不明者の家族は調査官デイビッド・レイカーに依頼する。なぜ一夜にして村全体が消えたのか?そして、彼が探しているのは9人の行方不明者なのか、それとも9人の死体なのか?

 

感想

ティム・ウィーバーさんの本はとても評判がよく、ずっと読みたいと思っていました。期待通り、物語としての厚みがありすごい世界を見た気がしました。

 

村の住人9人(これくらいの規模って、イギリスだとハムレットって言いますよね、確か)が一夜にして消えてしまう。不可解な事件の裏には、想像以上のひねりが隠れていました。

 

先が読めず、どんな展開になっていくんだろうとワクワク感がありました。シリーズもののようですので、他の作品もぜひ読んでみたいなと思います。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!