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D.M. Mark "Twist of Fate" あらすじ・レビュー【洋書】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、D.M. Markさんの "Twist of Fate" という作品をご紹介します。

 

 

作品概要
著者について

デイヴィッド・マーク
ヨークシャー・ポスト紙の犯罪記者として、後に世界的ベストセラーとなるエークター・マカヴォイ刑事の小説の舞台となるハルの街を歩き、ジャーナリストとして15年以上の歳月を過ごす。彼の作品は、彼が取材した裁判に大きな影響を受けている。

 

本の概要

・ISBN:9781803287744
・出版年:2023年
・出版元:Head of Zeus
・ジャンル:ミステリ、サスペンス
・ページ数:400ページ

 

あらすじ

ロンドン中心部で男が暴れまわり、無差別とも思える攻撃で数人を殺害する。被害者の一人は研究者のジェスロ・ドゥルダージで、彼の妹クローディーヌはオフィス街の窓から一部始終を目撃する。

 

悲しみに打ちひしがれたクローディーヌは、彼女とジェスロが育ったフェンズの家に引きこもる。何が起こったのかを整理するうちに、クローディーヌはジェスロが死んだ日に何が影響していたのかを考え始める。彼は興奮し、怯え、彼女に何か重要なことを話していた。

 

さらに悪いことに、警察はジェスロが被害者ではなく、襲撃の首謀者だと考えている。穏やかで親切な男が、なぜこのような流血事件を引き起こそうとしたのか。

 

感想

都市、イギリスに住むフランス人、教会、事件、中世など、さまざまな要素が複雑に絡み合った事件でした。もう少し中世のことや教会のことに私が詳しければ楽しめたのかなと思います。

 

当事者たち目線で描かれる場面も多く、そこがなかなか感情移入できませんでした。警察捜査の面がもう少し見えたらよかったかなとも思いました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★☆☆(3/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!