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Darby Kane "Pretty Little Wife" あらすじ・レビュー【洋書心理スリラー・ミステリ】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆずです!

今回は、Darby Kaneさんの"Pretty Little Wife" という作品をご紹介します。

 

本の概要

・ISBN:9780063016408
・出版年:2020年
・出版元:William Morrow Paperbacks
・ジャンル:ミステリ、スリラー
・ページ数:403ページ

あらすじ

ライラ・リッジフィールドはのどかな学園都市に住んでいるが、すべてが見かけ通りではない。数カ月前、ある学生が失踪した。そして今、ライラの夫アーロンも行方不明になっている。

 

当初、これらの事件は恐ろしい偶然の一致として扱われたが、その学生が実は過去数年間に起きた不可解な3件の失踪事件の3件目であることが判明する。警察は、もし関連があるのなら、それを突き止めようと躍起になる。

 

感想

初めて読んだ作家さんでしたが、複雑な構成ながら、比較的読みやすいなと感じました。最初は若干時系列が混乱しましたが、次第によくわかってきました。主人公の女性が最初は高圧的な夫に精神的にしいたげられる様子が描かれ、これが続いたらちょっと嫌だなと思ったのですが、そこから何度も彼女の強さを感じる場面が出てきました。

 

そして、最後の最後の一文もかなり良かったです。すっきりしましたし、同じような葛藤や悩みを抱えている女性たちに大きな力を与えるのではないかなと感じました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!