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Helen Fields"Perfect Kill (D.I. Callanach #6)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆずです!

今回は、Helen Fieldsさんの"Perfect Kill (D.I. Callanach #6)" という作品をご紹介します。

 

作品概要
著者について

ヘレン・フィールズ
元刑事および家族法の法廷弁護士。彼女の作品は15ヶ国語に翻訳され、世界的な評価を得ている。ハンプシャー、スコットランド、カリフォルニアを行き来し、夫と3人の子どもたちと暮らしている。

 

あらすじ

たった一人、暗闇の中に閉じ込められ、逃げ場のないバート・キャンベルは、生きて発見される可能性が低いことを知っていた。

 

薬物を投与され誘拐されたバートは、エディンバラの自宅から遠く離れた輸送用コンテナの中に閉じ込められていることにすぐに気づく。しかし、バートがまだ知らないのは、彼が今フランスに向かっていることである。

 

アヴァ・ターナー警部補とリュック・カラナク警部補は別々の事件に取り組んでいたが、やがてフランスに送られる男女がスコットランドに人身売買される女性と交換されていることが明らかになり……。

 

感想

ヘレン・フィールズさんの作品は以前1作読んだことがあるのですが、そのときと同じように、複数の国や人が登場していました。特に今作は組織だった事件ということで、さらにダイナミックだったなと感じました。

 

若干、とある女性たちが受けている悲惨な状況の描写がかなりリアルで、その部分は私はちょっと苦手だったので斜め読みしました。序盤から最後まで臨場感に溢れ、正義感のある刑事たちの姿に感動しました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!