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Megan Miranda "The Last to Vanish" あらすじ・レビュー【洋書心理スリラー】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回はMegan Mirandaさんの "The Last to Vanish" という作品をご紹介します。

 


作品概要
著者について

ミーガン・ミランダ
ニューヨークタイムズベストセラー作家で、ヤングアダルト向けの本も数冊書いています。ニュージャージー州で育ち、MITを卒業後、夫と2人の子供たちとノースカロライナ州に住んでいます。

 

あらすじ

10年前、アビゲイル・ラベットはノースカロライナの山間の町、カッターズ・パスにある居心地のよい高級リゾート、パッセージ・インを経営する仕事に就いた。カターズ・パスは、ラフティングやハイキングなどのアウトドアを楽しめることで知られ、豪華な滝を経由してアパラチアン・トレイルにアクセスできる。

 

しかし、トレイル消失事件の調査のために宿に滞在していたジャーナリストのランドン・ウェストが、自らも姿を消したことから、この町を悩ませてきた一連の未解決失踪事件が再びスポットライトを浴びることになる。

 

感想

面白かったです!ミランダさんの作品はこれまでいくつか読んだことがあったのですが、そのなかでは一番好きかなと。

アメリカの地理にまったく詳しくないので、地図を見ながら物語を読み進めましたが、アパラチア山脈の一部がどのような景色なのか、想像するのも楽しかったです。

 

豊かな自然が物語に大きな影響を与えているところも個人的には好きなポイントですし、現代に視点が置かれた作品でありながら、SNSなどがそんなに出てこないところもいいなと思いました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★★(5/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!