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【世俗の言葉で文学を!】ジェフリー・チョーサーの生涯やおすすめ作品『カンタベリー物語』についてご紹介!

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

 

世界史を学んだことのある人であれば恐らく名前を聞いたことがあるであろう、ジェフリー・チョーサー。彼はイギリスを代表する文学者の一人ですが、意外とその生涯や著作については知られていないのではないでしょうか?ぜひ、この記事で知っていると少し役に立つ教養を得てくださいね。

 

 

1.ジェフリー・チョーサーとは?

イングランドの詩人で、"The father of English poetry"(英詩の父)とも呼ばれる人物です。彼が当時の教会用語であったラテン語や、イギリスの支配層が使っていたフランス語を使わずに、世俗の言葉・中英語を使った最初の文人であったため、このように称されています。

 

2.ジェフリー・チョーサーの生涯

彼の誕生ははっきりとはわかっておらず、1343年頃とされています。イングランドの上流中産階級の家に生まれたと推測されています。父の縁故で上流階級へ仲間入りし、国王にも使えています。様々な公職に就き、そこで得た知見は後の作品で見られる現実主義的な人間観に表れています。

 

1387年頃~1400年に創作した『カンタベリー物語』は未完に終わりますが、中世ヨーロッパの文学における大きな記念碑とも言える存在になっています。1400年に亡くなったとされています(これを裏付ける証拠は、死後100年以上経過してから建てられた墓石だけ)。

 

3.ジェフリー・チョーサーの代表作『カンタベリー物語』

 

概要:
カンタベリー物語は、チョーサーがボッカチオの『デカメロン』の影響を受けて創作されたとされている説話集です。カンタベリー大聖堂へ向かう巡礼者たちが語るというスタイルを取っています。

 

あらすじ:
4月、チョーサーはカンタベリー大聖堂への巡礼を思い立ち、ロンドンのサザーク(Southwark)にある「陣羽織(Tabard Inn)」という宿屋[注釈 2]に泊まっている。そこに、聖職者・貴族・平民と雑多な構成の巡礼団がやってくる。チョーサーと宿屋の主人も仲間に加わり一緒に旅することになる。この時、宿屋の主人ハリー・ベイリー(Harry Bailey)がある提案をする。旅の途中、全員が2つずつ面白い話をし、誰の話が最高の出来か、競い合おうというのである。全員がそれに賛成し、宿を出発する。最初の語り手はクジで騎士に決まる。(Wikipediaより引用)

 

 

以上です。この記事が、少しでもチョーサーや英文学に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!