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Nora Roberts “Legacy” あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Nora Robertsさんの “Legacy” という作品をご紹介します。

 

本の概要

・ISBN:9781250272935
・出版年:2021年
・出版元:St. Martin's Press 
・ジャンル:サスペンス
・ページ数:434ページ

 

あらすじ

エイドリアン・リッゾが7歳のとき、初めて父親に会った。その日、彼女は父親に殺されそうになったが、母親のリナが助け舟を出した。

 

レモネードを飲み、犬と遊び、新しい親友を作り、その友達の10歳の弟に恋心を抱くという、長い夏を過ごした。一方、リナはフィットネス・ブランドを全米に広め、10億ドル規模のビジネスへと成長させた。

 

10年後、エイドリアンはヨガとワークアウトのビデオを制作し、リナの足跡をたどりつつも、クリエイティブなコントロールを維持しようと考えている。そして、母親と同じように冷静で野心的な女性です。二人は仲が良いとは言えないが、互いに逆らわない限りは友好的だ。

 

しかし、リナはエイドリアンの脅迫を、娘が有名になるための日常的な出来事と受け流す一方で、エイドリアンはその悪質な韻文に不安を覚えずにはいられなくなる。消印は変わっても、脅迫の口調は同じ。メリーランド州に戻ったエイドリアンは、幼い頃に恋心を抱いていたレイランと再会するが、レイランは成長し、相変わらずの美しい緑色の瞳をしていた。

 

時には、恐ろしいメッセージは本当に日常的なもので、何も起こらないようにさえ思える。しかし、殺人事件が発生し、さらにエスカレートしていく...…。

 

感想

ノラさんの本は初めて読むと思っていたのですが、JDロブさんという別名義での作品を読んだことがありました(今回お二人が同一人物とはじめて知りました)。

 

結構長めの作品で、最初と最後は緊張感もあり良かったです。もちろん中盤も物語には必要な部分だと思いますが、ちょっと中だるみしてしまったかなと。

 

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★☆☆(3/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!