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Shari Lapena “Not a happy family” あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Shari Lapenaさんの “Not a happy family” という作品をご紹介します。


作品概要
著者について

シャリ・ラペナ

カナダ出身の国際的なベストセラー作家で、2016年出版の「The Couple Next Door」が最も有名な作品です。小説家に転向する前は、弁護士と英語教師をしていました。現在トロント在住です。

 

本の概要

・ISBN:1984880551
・出版年:2021年
・出版元:Pamela Dorman Books 
・ジャンル:ミステリ、心理スリラー、サスペンス
・ページ数:349ページ

 

あらすじ

静かで裕福な町・ブレッケンヒルで、3人の子どもたちとイースターのディナーを楽しんだ後、老夫婦が殺される。もちろん、子どもたちはショックを受けているはずだ。

 

しかし、実際はどうだろう?彼らはそれぞれ相当の遺産を相続する立場にある。執念深い父親と放任主義の母親のせいで、決して幸せな家庭ではなかったが、おそらく彼らのうちの1人は、誰も知らないほど心を病んでいるのだろう。

 

あの恐ろしい夜の後、誰かが折れてしまったのだろうか?それとも、その夜遅くに、最悪の意図を持った別の人物が現れたのだろうか?

 

感想

大好きなシャリ・ラペナさんの最新作で、ずっと読みたかったので読めて嬉しかったです。フーダニットの楽しみあり、先が読めないプロットあり、登場人物それぞれの葛藤や苦しみあり、贅沢な一冊でした。

 

フーダニットと心理スリラーのちょうどよいバランスを持った作品だと思いました。フーダニットに関しては、最後まで子どもたち3人が同じくらい怪しく、だれなんだろうと思っていました。著者の「Unwanted Guest」のように、最後の最後に衝撃がある、というタイプではありませんでしたが、十分楽しめました。

 

おすすめです◎

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!