雲川ゆずの本棚

本のレビューやおすすめ本紹介、イギリス生活の記事を書いています!

IELTS対策におすすめの本13冊~全体カバー・セクション別~

こんにちは!

みなさんは、IELTSの試験を受けたことがありますか?

イギリス移住や大学への留学要件に必要なことが多いですが、その試験は決して簡単に高スコアが取れるものではありません。そこでこの記事では、IELTSテスト対策におすすめの本をご紹介します!

 

 

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1.全セクションカバー

まずは、IELTS全体をカバーできる本をご紹介します。

 

IELTS公式問題集(ケンブリッジ出版)

概要:

IELTS対策はこの一冊で決まり! ケンブリッジのIELTS公式ガイドは、IELTS試験作問団体のケンブリッジ大学英語検定機構とケンブリッジ大学出版局によるIELTS公式ガイドです。初の総合ガイドとして出版された本書は4技能全てを網羅し、試験に役立つ情報や対策、スピーキングの様子を収録したDVD-ROM、8回分の模擬テストを収録するなど、IELTS試験対策の完全マスター本です。アカデミックとジェネラル・トレーニング両方に対応しています。(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

IELTS受験者であれば一冊は持っておきたい定番の本です。本番の形式と違う参考書も多いなか、こちらは過去問として練習するにはもってこいです。ただし、解説が少な目ですので、ご注意ください。

 

Step Up to IELTS(ケンブリッジ出版)

概要:

短期コース用の新刊、 Step Up to IELTS は、IELTS試験を受験する際のテクニックと必須項目を約60時間の授業で網羅し、IELTS試験の内容を把握していきます。Academic モジュールと General Traning モジュールの双方を扱っています。(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

アカデミック向けですので、ジェネラルを受ける方はライティング・リーディングの形式が違うことにご注意ください。テスト形式に沿っていますので、安心して使うことができます。

 

IELTSブリティッシュ・カウンシル公認・本番形式問題3回分(旺文社)

概要:

ブリティッシュ・カウンシル提供のIELTS公式情報。Listening→Reading→Writing→Speaking解答のコツと学習法。語彙・文法・イギリス英語についてのアドバイスを掲載。本番と同じ形式の模試3回分を収録。WritingとSpeakingには模範解答例付。(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

初めてIELTSを受ける方におすすめなのがこちら。本番形式の問題が収録されています。そして、ありがたい「IELTS攻略法」も掲載されています。

 

スコアに直結IELTS徹底対策(ケビン・ダン)

概要:

IELTS(アイエルツ)は、英語熟練度をはかる英語検定の一つで、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ等の大学に留学する際に必要になる検定試験です。本書は、バンドスコア6.0~を目指す方に向けたIELTS対策書の決定版となる一冊です。(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

著者は以前IELTSのスピーキング試験官でもありました。各セクションの解き方のポイントなどが書かれていますので、参考になります。 具体的にどんな単語やフレーズを使えばスコアアップにつながるのか、また使うべきでない単語やフレーズなどもご紹介してくださっています。

 

Barrons

概要:

This newly updated second edition with two audio CDs prepares test takers for success on the IELTS, an English competency test that’s recognized by leading colleges, universities, and government agencies in the United States, Canada, the United Kingdom, Ireland, Australia, New Zealand, and South Africa. The program presents:(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

こちらは、公式の対策本ではないことにご注意ください。やや難易度が低めです。すでに公式問題集などを持っていて、他にも使ってみたいという方におすすめです。

 

2.IELTS向け単語集

IETLS 必須英単語 4400(ベレ出版)

概要:

IELTSで必須の英単語3300、英熟語1100を収録。
単語は難易度別にAからDまで分類し、熟語はABC順にまとめました。単語・熟語ともにテストによく出る形のフレーズと一緒に覚えられるようになっています。また、必ず出題される同意語とテストで注意すべきポイントをコメント欄に掲載。この一冊でIELTSの英単語・英熟語対策は万全です。全見出し語→全フレーズの日本語→全英語フレーズを収録した音源は無料ダウンロードできます。チェックしやすい赤セルシート付き。(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

レベル別に単語がわかれているので、ご自分の目標に合った部分を効率よくカバーすることができます。また、単なる単語集ではなく、短い例文も載っていますので、どんな場面でどのように使われるのかをあわせてしることができます。

 

 

文脈で覚えるIELTS英単語

概要:

実績NO.1の専門予備校アゴス・ジャパン講師によるIELTS語彙対策!文章の中で接した単語は覚えやすくなります。読み返せば読み返すほど、記憶の定着率が高まり、同時にアウトプットするための英語の語順や表現法も自然にマスターできます。

(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

単語だけでなく、一緒にリーディング対策にもなるこちら。タイトルのとおり、文脈で覚えることができますので、テスト対策だけでなく、その後も活きる単語集となります。

 

実践IELTS英単語3500(旺文社)

概要:

海外留学や移住を目指してIELTS(アイエルツ)を受験する人のための英単語集。収録単語はすべてイギリス英語のスペリング、発音で掲載されています。全3500語は「基本語1000」と「重要語2500」にわかれ、さらに「重要語2500」は500語ずつレベル1から5に分類。目標とするバンドスコアに合わせて学習しやすい構成です。

(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

IELTS受験者はもちろんですが、イギリス英語を学びたいという方にもおすすめです。また、目標スコアによって単語を勉強できるため、自分の目指すレベルにあった部分を効率よく勉強することができます。

 

3.文法練習におすすめの本

English Grammar in Use(Raymond Murphy)

概要:

Raymond Murphy's English Grammar in Use is the first choice for intermediate (B1-B2) learners and covers all the grammar you will need at this level. This book with answers has clear explanations and practice exercises that have helped millions of people around the world improve their English. It is perfect for self-study and can also be used by teachers as a supplementary book in classrooms.(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

世界的に非常に人気のあるこちら。日本語の教科書ではなかなかわかりにくい微妙なニュアンスの違いなどをきっちりと理解することができます。

 

4.リーディング対策におすすめの本

Reading for Ielts(Collins)

概要:

If your reading is preventing you from getting the score you need in IELTS, Collins Reading for IELTS can help.

Don't let one skill hold you back.

Collins Reading for IELTS has been specially created for learners of English who plan to take the Academic IELTS exam to demonstrate that they have the required ability to communicate effectively in English at university. It is ideal for learners with band score 5 – 5.5 who are aiming for band score 6 or higher on the IELTS test (CEF level B1 and above).

(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

解答の形式がテストと若干違いますので、注意が必要ですが、トピックごとにわかれているので、バランスよく学ぶことができます。

 

5.リスニング対策におすすめの本

Listening for Ielts(Collins)

概要:

If your listening is preventing you from getting the score you need in IELTS, Collins Listening for IELTS can help.Don't let one skill hold you back.Collins Listening for IELTS has been specially created for learners of English who plan to take the IELTS exam to demonstrate that they have the required ability to communicate effectively in English, either at work or at university. It is ideal for learners with band score 5 - 5.5 who are aiming for band score 6 or higher on the IELTS test (CEF level B1 and above).(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

こちらもリーディング対策の本と同様に、トピックごとに分かれています。

 

6.ライティング対策におすすめの本

Improve Your IELTS Writing Skills(Collins)

 

おすすめポイント:

こちらは特に初心者の方におすすめです。基礎からしっかりカバーしたいという方におすすめです。

 

7.スピーキングにおすすめの本

Speaking for Ielts(Collins)

概要:

If your speaking is preventing you from getting the score you need in IELTS, Collins Speaking for IELTS can help.Don't let one skill hold you back.If your speaking is preventing you from getting the score you need in IELTS, Collins Speaking for IELTS can help.Don't let one skill hold you back.(Amazonより引用)

 

おすすめポイント:

苦手意識を持っている方も多いスピーキング。もちろんネイティブと一緒に練習できればいいのですが、なかなかそういう機会のない方におすすめです。トピックが決められているので、バランスよくカバーすることができます。

 

 

 

以上です。

決して簡単ではないIELTSですが、勉強すればするほど高スコアにつながりますので、ぜひ今回ご紹介した本を使ってみてくださいね。

イギリス・ケンブリッジが舞台のミステリー小説7選

こんにちは!

みなさんは、イギリスのケンブリッジと聞いて、何を思い浮かべますか?ケンブリッジ大学が有名なこの都市ですが、実はここが舞台になったミステリー小説もたくさんあるんです!そこで今回は、イギリス・ケンブリッジが舞台のミステリ作品のおすすめを7冊ご紹介します!

 

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1.Death of an Expert Witness by P D James

あらすじ:

少女の死体が野原で発見されたとき、ホガットの法医学研究所のスタッフにとって、遺留品の科学的検証は日常的な仕事にすぎなかった。しかし、自分たちの仲間の残忍な死を前にしては、何も準備できなかった。上級生物学者の死体が研究室で発見され、ダルグリーシュ司令官はイースト・アングリアの荒涼とした沼地に呼び出される。

 

2.Dear Amy by Helen Callaghan

あらすじ:

Margot LewisはThe Cambridge Examiner誌で彼女のアドバイスコラム「Dear Amy」をもっている。様々な種類の手紙が寄せられるが、彼女が今受け取ったような手紙はこれまでなかった。

親愛なるエイミー。
私は自分がどこにいるのかわかりません。私は誘拐されて、見知らぬ男に監禁されています。殺されるのではないかと思っています。
どうか早く助けてください。
ベサン・エイブリー

ベサン・エイブリーは何年も前から行方不明になっている。これはきっと何か残酷ないたずらなのだろう。しかし、多くの手紙が届くにつれ、公開されていない情報が含まれていることがわかる。なぜこんなことが起こるのか?この質問に答えることは、マーゴットのすべてを犠牲にすることになる...。

 

3.Case Histories by Kate Atkinson

あらすじ:

ケース1 夜中に少女が行方不明になる。

ケース2 若くて美しいOLが、無差別に襲われる。

ケース3 新米の母親は、自分で作った地獄に閉じ込められていることに気づく。赤ん坊はとても欲しがり、夫はとても要求が多い。

最初の事件から30年後、私立探偵のジャクソン・ブロディが3つの事件を調査し始めると、驚くべき関連性と発見が浮かび上がってくる。

 

4.The Water Clock by Jim Kelly

あらすじ:

雪に閉ざされたケンブリッジシャー・フェンズの荒涼とした風景の中、凍った川から一台の車が引き上げられる。その中には氷の塊に閉じ込められた男の切断された死体があった。

 

その後、イーリー大聖堂の上で、石造りのガーゴイルに乗ったグロテスクな第2の死体が発見される。腐乱した死体は30年以上も放置されていたという。科学捜査の結果、2人の犠牲者が1966年に起きたある恐ろしい事件に関連していることが判明し、地元記者のフィリップ・ドライデンは大きなネタを掴んだと確信する。しかし、彼の調査によっていくつかの不穏な真実が明らかになるにつれ、それらは2年前のフェンス地方のある恐ろしい霧の夜のことを指し示していた。その夜は、ドライデンの人生を大きく変えた...。

 

5.Nine Lessons: A Josephine Tey Mystery by Nicola Upson

あらすじ:

ハムステッドのセント・ジョンズ教会に呼び出されたアーチー・ペンローズ警部補は、これまでのキャリアの中で最も大胆かつ異常な殺人事件に直面する。教会のオルガン奏者の遺体が開かれた墓から発見され、荘園の写真と暗号のようなメモが添えられていた。その写真を頼りに、アーチーはケンブリッジへと向かう。秋の澄んだ空気に包まれた古い大学と街には、活気が満ちていた。

 

6.The Widow by Fiona Barton

あらすじ:

ジーンは、夫が犯したと疑われた罪について、長年にわたって語らなかったことがたくさんある。彼女は完璧な妻であることで精一杯で、非難の視線や匿名の嫌がらせに耐えながら夫を支えていた。
しかし、夫が亡くなった今、黙っている理由はない。彼女の話を聞きたい人たちがいるのだ。あの男との生活がどんなものだったかを知りたいのだ。彼女は、秘密があったことを伝えることができる。結婚生活には常に秘密がある。

誰もが望むのは真実だ。しかし、ジーンがこの数年で学んだことは、人は何でも信じてしまうということだ...。

 

7.Cambridge Black by Alison Bruce

あらすじ:

未解決の事件が解決されるのを待っている......そして、殺人者も待ち構えている。

エイミーが7歳のとき、父親が殺人容疑で逮捕された。しかし22年後、父の無実を示す新たな証拠が見つかり、エイミーは父の汚名を晴らすために行動を起こす。

しかし、過去に悩まされているのはエイミーだけではない。ゲイリー・グッドヒュー警部は、祖父が殺害された日のことが忘れられず、祖父の死の真相を明らかにし、犯人を見つけようと、今も答えを探し続けている。

しかし、今まさに、誰かが死のうとしているときだった。秘密を持ち、かつては黙っていたが、今は借り物の時間で生きている誰か。過去をかき乱すことで殺人鬼を目覚めさせてしまったために、殺されてしまう人がいるのだ。(Amazonより引用)

 

 

以上です!いかがでしたか?

風光明媚なケンブリッジの世界を、ぜひ小説で楽しんでみてはいかがでしょうか?

【ロンドン・オックスフォード・ケンブリッジなど!】イギリスが舞台のミステリー洋書小説おすすめ24冊

こんにちは!

 

イギリスは、今も昔もミステリー小説の宝庫。コナンドイルやアガサクリスティーなど、誰でも一度は名前の聞いたことのある作家を生み出し、今でもたくさんのミステリー作家がいらっしゃいます。

 

そして、それらのミステリー作品は、イギリスの各地が舞台となっていることが多いのも特徴。今回は、舞台となったイギリスの場所ごとに、おすすめのミステリ作品(古典作品は除く)をご紹介します!

 

私が読んだことのある作品については、レビュー記事も載せていますので、あわせてご覧いただけたら嬉しいです。

 

 

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1.ロンドン(London)

The Word is Murder by Anthony Horowitz

あらすじ:

彼女は自分の葬儀を計画した。しかし、彼女は自分を殺したのだろうか?

埋もれた秘密、殺人、そして血塗られた手掛かりが、アンソニー・ホロヴィッツのページをめくるような新探偵シリーズの中心にある。

 

2.マンチェスター(Manchester)

Next to Die by Neil White

あらすじ:

ジョー・パーカーはマンチェスターで最も独創的な刑事弁護人。サム・パーカーはマンチェスターで最も粘り強い殺人課の刑事。二人とも、15年前に起きた妹の未解決殺人事件を背負っている。そして、マンチェスターを根底から揺るがす新たな連続殺人事件にも関わっている。

 

ロニー・バグリーは、ガールフレンドと赤ん坊を殺害した罪で裁判を待っている。出廷を2週間後に控えた彼は、突然弁護団を解雇し、自分を弁護してほしい弁護士は一人しかいないと主張する。ジョー・パーカーだ。このような奇妙な状況で事件を引き受けることに不安を感じながらも、ジョーは弁護を引き受けることにする。しかし、バグリーは賢く、やがてジョーは、実の兄であるサムと、これまで街で見たこともないような恐ろしい連続殺人犯を出し抜くために対決することになる。

 

 

The Sleepwalker by Joseph Knox

あらすじ:

連続する停電で街が暗闇に包まれる中、エイダン・ウェイツ刑事は廃墟となった病棟で大量殺人犯がゆっくりと死んでいくのを見ていた。通常の夜勤業務から保護拘置に移された彼の仕事はただひとつ……。

悪名高い大量殺人犯が亡くなる前に、マーティン・ウィックの最後の犠牲者の居場所を聞き出すこと。

ウィックは10年以上もの間、刑務所の中でほとんど沈黙を守っていた。彼は国民に衝撃を与えた言語を絶する犯罪を告白し、「スリープウォーカー」というニックネームを得た。

しかし、大胆な計画的攻撃により、1人の警察官が死亡し、もう1人の警察官が命を狙われているとき、ウィックの囁くような最後の言葉が、ウェイツを闇の中心へと旅立たせることになる...。

寡黙な過去のサイコパスに操られ、新しいパートナーであるナオミ・ブラック刑事の捜査を受けながら、ウェイツは無慈悲な契約殺人者が働いていることに気づいたが、それは遅すぎた。

エイダン・ウェイツは正義の味方から逃げる前に最後の事件を解決することができるのか?

 

 

3.リバプール(Liverpool)

The Killing Pool by Kevin Sampson

あらすじ:

ビリー・マッカートニー刑事部長は、リバプールのドック近くの低木地帯で首のない死体を発見する。それは、密告者、警官、敵対するギャングへの裏社会からのメッセージだった。

 

4.バーミンガム(Birmingham)

Truth or Dare by Tania Carver

あらすじ:

ダレン・リチャーズが目を開けると、椅子にダクトテープで固定され、クロスボウが自分に向けられていた。クロスボウの後ろには、黒い顔に丸い目のガスマスクをつけたフード付きの人物がいる。その人物は、ダレンが知っていること、つまり、車を盗み薬物の影響下で無謀な運転をして、女性とその赤ちゃんを殺したことを話している。彼の弁護士は、詭弁を弄して裁判を却下させたので、彼は罪を償っていない。そんなことが許されるはずがないと、この人物は言う。

ダレンは右を向く。隣にはガールフレンドと赤ん坊の娘がいる。二人とも同じように椅子にテープで固定され、猿轡をされています。あなたが死ぬか、彼女と子供が死ぬかだ。だが、誰かが償わなければならない。

 

5.オックスフォード (Oxford)

No Way Out by Cara Hunter 

あらすじ:

クリスマス休暇中のノース・オックスフォードで、燃え盛る家の残骸から2人の子供が救出されたばかりだった。幼児は死んでおり、兄の命も危ない。

なぜ2人は家の中に残されたのか?母親はどこにいて、父親はなぜ電話に出ないのか?
そして新たな証拠が発見され、フォーリー警部補の最悪の悪夢が現実のものとなる。
なぜなら、この火災は事故ではなかったからだ。殺人なのだ。

私のレビュー記事はこちら

 

6.ケンブリッジ(Cambridge)

Dear Amy by Helen Callaghan

あらすじ:

Margot LewisはThe Cambridge Examiner誌で彼女のアドバイスコラム「Dear Amy」をもっている。様々な種類の手紙が寄せられるが、彼女が今受け取ったような手紙はこれまでなかった。

 

親愛なるエイミー。
私は自分がどこにいるのかわかりません。私は誘拐されて、見知らぬ男に監禁されています。殺されるのではないかと思っています。
どうか早く助けてください。

 

ベサン・エイブリーは何年も前から行方不明になっている。これはきっと何か残酷ないたずらなのだろう。しかし、多くの手紙が届くにつれ、公開されていない情報が含まれていることがわかる。なぜこんなことが起こるのか?この質問に答えることは、マーゴットのすべてを犠牲にすることになる...。

 

7.ノッティンガム(Nottingham)

Shallow Waters by Rebecca Bradley

あらすじ:

身元不明のティーンエイジャーの殴られた死体が路地に捨てられているのが発見され、検死の結果、一連の悲惨な事件の証拠が見つかる。

同じ手口で10代の若者が殺されたことで、ノッティンガム市警重大犯罪課のハンナ・ロビンス警部補と彼女のチームは、限界まで、そして国境を越えて奮闘することになる。時間との戦いの中で、彼らは死の裏に隠された真実を明らかにするために、厚い嘘と偽りの網を解き明かそうとする。

 

Darkness, Darkness by John Harvey

あらすじ:

30年前、イギリスの鉱山労働者のストライキは、隣人と隣人、夫と妻、父と息子の対立を引き起こし、イギリスを引き裂こうとしていたが、今でもその恨みは消えない。チャーリー・レズニックは警部に昇進したばかりで、ストライキで使われた警察戦術の一部には疑問を感じていたが、ストライキの中心となる監視部隊を指揮していた。しかし、ストライキ中に失踪した若い女性の遺体が発見されたことで、レズニックは再び前線に戻り、女性の殺人事件の捜査を手伝うことになる。

 

8.ピーターバラ(Peterborough)

Long Way Home by Eva Dolan

あらすじ:

郊外の庭の物置で男が生きたまま焼かれる。ピーターバラのヘイトクライムユニットからジギック警部補とフェレイラ警部補が呼ばれ、殺人事件を捜査することになった。犠牲者はすぐに移民労働者であることが判明し、何人かの人が死んでほしいと思っていた人物であることが判明する。放火犯として有罪判決を受けた極右団体のメンバーが出所したばかりであり、また、死んだ男が町で最も有名なスラム街の地主と争っているのを見たという目撃者もいる。

 

9.ノーフォーク(Norfolk)

The Betrayals by Fiona Neill  

あらすじ:

ロージー・ランキンの親友が彼女の夫と不倫したことで、その結果は2つの家族の生活にまで影響を及ぼした。

人間関係は引き裂かれ、友情は打ち砕かれ 、子供のような無邪気さが破壊される。

娘のデイジーは、現実を受け入れられずにいたが、ある手紙が届いたことで古傷が開き始めた。ロージーの10代の息子マックスは、あの暑い夏に起こったすべてのことについて自分を責めている。

 

10.コーンウォール(Cornwall)

The Death of Mrs Westaway by Ruth Ware

あらすじ:

ある日、ハルのもとに多額の遺産を託す謎の手紙が届く。タロットカードリーダーとして磨いてきたスキルがあれば、遺産を手に入れることができるかもしれない。

やがてハルは、故人の葬儀に参列することになるのだが、そこで彼女は、この奇妙な状況とその中心にある遺産に、何か非常に大きな問題があることに気づくのだった...。

私のレビュー記事はこちら

 

11.ブライトン(Brighton)

The Brighton Mermaid by Dorothy Koomson 

あらすじ:

10代とき、ネルとジュードは若い女性の遺体を発見した。遺体は誰も引き取りに来なかったため、ブライトンの人魚として知られるようになる。3週間後、ジュードが失踪したとき、ネルは前を向くことができなかった。

25年後、ネルはブライトンの人魚の正体と、あの夏に親友に起こったことを知るために、仕事を辞めざるを得なくなる。

しかし、ネルが真実に近づくにつれ、危険なことが起こり始める。誰かが彼女の一挙手一投足を監視しているようだ――。

私のレビュー記事はこちら

 

Dead Simple by Peter James

あらすじ:

それは無害なスタグナイトの悪戯のつもりだった。数時間後、マイケル・ハリソンは姿を消し、彼の友人たちも死んでいた。失踪した妻の影に悩まされていたロイ・グレース警視正は、マイケルの美しい婚約者、アシュリー・ハーパーから連絡を受ける。

グレースは、マイケル・ハリソンの居場所を知るべき人物が何も語らないことに気づく。ひとりの男の災難は、もうひとりの男の幸運なのだ。

 

12.ブリストル(Bristol)

The Chosen Dead by MR Hall

あらすじ:

ありえない自殺か、それとも致命的な陰謀か?ブリストルの検視官ジェニー・クーパーは、高速道路の橋から男性が落下して死亡した事件を捜査していたが、友人の13歳の娘が致死性の髄膜炎で突然死したこととの関連性はほとんど疑っていなかった。しかし、ジェニーは死んだ男の最後の日々を解明していくうちに、何十年も前にさかのぼって広がるミステリーに引き込まれていく。奔放な人間の野心と堕落した科学的努力の不吉な領域を調査する中で、ジェニーは身近な人々の愛と命を危険にさらすことを余儀なくされ、真実を明らかにするための命がけの競争が始まる。

 

13.リーズ(Leeds)

Dark Briggate Blues by Chris Nickson

あらすじ:

致命的なゲームの中で、Markhamはクライアントと自分の命を守るために戦わなければならない。彼が頼りにするのは、自分の知恵と、国家公務員として軍の情報機関で働いていたときに身につけた錆びついた技術だけだ。しかし、リーズの隅々にまでスパイを張り巡らせ、ホワイトホールにまで手を伸ばしている殺人鬼に、彼は対抗できるだろうか?

 

14.ニューカッスル(Newcastle)

The Murder Wall by Mari Hannah

あらすじ:

静かな町で起きた残忍な二人の殺人事件を発見してから11ヶ月、ケイト・ダニエルズ警部補は事件を解決できなかったことを未だに引きずっている。そんな折、ニューカッスルの波止場で男性が惨殺されたことで、ダニエルズは事件を正すチャンスを得て、上級捜査官として初めての事件に臨む。

しかし、ダニエルズが死体に気付いたにもかかわらず、その事実を公表しなかったため、彼女の私生活が仕事にまで影響を及ぼしてしまう。しかし、さらに悪いことに、彼女は今、監視されている。

ダニエルズが殺人者の発見に近づく一方で、殺人者は次の犠牲者を出すのに一息ついていた...。

 

 

15.ブラッドフォード(Bradford)

Streets of Darkness by A A Dhand

あらすじ:

ブラッドフォードの空は不吉な予感に満ちている。いつものことだ。しかし、今朝はその理由がある。今朝、死体が発見された。そしてそれはただの死体ではない。

ハリー・バーディー刑事は 妻と家にいるはずだった。ちょうど今年最大の事件が 彼のデスクに舞い込んできたところだった。

自分の名誉を回復しようと決意したハリーは、悪名高い前科者であり第一容疑者であるルーカス・ドワイトを探すために影に隠れなければならなくなった。しかし、殺人の動機が、不安定な街を暴動のような無秩序な状態に陥れる恐れがあるため、ハリーは自分の先入観を覆し、法の反対側にいることの意味を知ることになる...。

 

16.湖水地方(Lake District)

The Mistake I Made by Paula Daly

あらすじ:

シングルマザーのロズは限界を迎えていた。結婚を解消した後、ロズは仕事がうまくいかなくなり、借金がかさみ、家賃は(また)遅れ、学校で悪さをし始めた9歳の息子を養うのに苦労している。ロズは困っている。

 

17.サウサンプトン(Southampton)

The Child by Fiona Barton

あらすじ:

夕刊に掲載された1段落で、何十年も前の悲劇が明らかになっても、ほとんどの読者は目を通すことはない。しかし、3人の見知らぬ人にとって、それは無視することができない。

ある女性にとっては、自分の身に起こった最悪の出来事を思い出させるもの。

もう一人の女性にとっては、彼女の最も暗い秘密が発見されようとしているという危険な可能性を示している。

そして3人目のジャーナリストにとって、それは真実を明らかにするための最初の手掛かりとなる。

 

 

18.エディンバラ(Edinburgh)

Even Dogs in the Wild

あらすじ:

ジョン・リーバスに定年は似合わない。彼は趣味や休暇、家の修繕などには向いていない。警官であることは彼の血筋である。

だから、シボーン・クラーク警部補からある事件への協力を依頼されたとき、リーバスはすぐに自分の選択肢を考えた。

 

19.グラスゴー(Glasgow)

The Red Road by Denise Mina

あらすじ:

刑事のアレックス・モローは、これまで多くの不愉快な人物と出会ってきたが、武器商人のマイケル・ブラウンは、彼女が知る犯罪者の中でも最も残忍で傷つきやすい人物の一人だった。モローはブラウンの裁判で証人を務めているが、そこでは彼が販売した銃から見つかった彼の指紋が事件の鍵を握っている。

 

20.ベルファスト(Belfast)

Rain Dogs by Adrian McKinty

あらすじ:

ショーン・ダフィーにとっては、暴動取締り、失恋、解決できるのに裁判にかけられない事件など、同じことの繰り返しだ。しかし、1つのキャリアで2つの密室ミステリーを担当する刑事がいるだろうか?

 

21.カーディフ(Cardiff)

Rubbernecker by Belinda Bauer

あらすじ:

死者は我々と話すことができない、とマドック教授は言っていた。しかし、それは嘘だった。解剖学の授業でパトリック・フォートが診ている死体は、彼にいろいろなことを伝えようとしている。しかし、誰も彼の話を聞かないし、彼が話そうとしても誰も理解しない。アスペルガー症候群の医学生であるパトリックにとって、人生はすでに十分に奇妙なものであり、困難はつきものだった。さらに、殺人事件の可能性を解決する前に、誰も犯罪の発生を信じていない状況に直面します。謎を解き明かすためには、危険な目に遭わないようにしなければならない。しかし、パトリックは死んだ男からひとつの真実を学ぶうちに、身近なところにも多くの嘘があることに気づく。

 

 

以上です!いかがでしたか?ご自身が行ったことのある都市、好きな街などはありましたか?ぜひ手に取ってみてくださいね。