雲川ゆずの本棚

本のレビューやおすすめ本紹介、イギリス生活の記事を書いています!

柄刀 一"ジョン・ディクスン・カーの最終定理" あらすじ・レビュー【ミステリ】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は、柄刀 一さんの"ジョン・ディクスン・カーの最終定理" いう作品をご紹介します。

あらすじ

2006年、J・D・カーの生誕百周年の記念祭に伴い日本に上陸した幻の本――とある未解決犯罪実録集に、カーが解決を示唆する走り書きを残したことによって『カーの設問詩集』と呼ばれている一冊だ。そこには、巨匠は真相に至ったものの、なぜか未解決のままとなっている「ジョン・ディクスン・カーの最終定理」と呼ばれる不可能犯罪の概要が掲載されている。特別にこの本を持ち主から借り受けた大学生・友坂は、所属するゼミの教授や友人たちを別荘に集めて推理合戦を楽しむが、その後彼らは想像しえない“不可能犯罪"の渦中に巻き込まれる。(Amazonより引用)

 

感想

カー好きの方にはたまらない作品だろうなと感じました。私もかなり前にカーの作品をいくつか読んだことがあるのですが、そのときに感じたような理論的・科学的に考えて事件を解決していくところがこの作品にもあるなと感じました。

 

ところどころ図も描かれていますし、最初には事件が起きる場所の見取り図も描かれているので、それを参照しながら事件の謎を考えていくのが楽しかったです。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!