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Colin Dexter "The Remorseful Day (Inspector Morse #13)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・警察小説】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Colin Dexter "The Remorseful Day (Inspector Morse #13)" という作品をご紹介します。

 

作品概要
著者について

コリン・デクスター
「モース警部」の小説で知られるイギリスの犯罪作家である。2000年、文学への貢献が認められ、大英帝国勲章オフィシエを授与された。

 

本の概要

・ISBN:9780609606223
・出版年:1999年
・出版元:Crown
・ジャンル:ミステリ、警察小説
・ページ数:384ページ
・シリーズ:Inspector Morse #13

 

あらすじ

モース警部の最後のミステリーは、看護婦イボンヌ・ハリントンを殺した犯人を、狡猾な刑事と気難しいルイス巡査が追いかけるというものだ......。

 

感想

モースシリーズもずっと読んできましたが、事件に加えて今作は何よりも、モースの運命に注目しました。

 

作家がシリーズ作品の主人公のラストを描く、というのは本当に時間をかけて考え出されるものなのだろうと。

 

ほかの作品と同様に、ややジェンダーの視点から今から考えるとどうなの?と思う表現はあるものの(変えられないので仕方ないですよね)、アリバイな動機など、ミステリの基本的なところのポイントをしっかり押さえた素敵な作品でした。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!