こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!
イギリスを代表する文学者を紹介していますが、今回はダニエル・デフォー(Daniel Defoe)について取り上げてみたいと思います。名前こそ知らない方でも、恐らく彼の作品は聞いたことがあるはず。ぜひ、この記事でデフォーについて知っていただけたら嬉しいです!
1.ダニエル・デフォーの生涯
1660年生まれ、1731年死亡。獣脂ろうそくの製造をする父の子としてロンドンに生まれました。少年時代は、清教徒革命&王政復古の時代でもあり、ペスト大流行も経験したと考えられています。様々な職業を転々とした彼ですが、国教会を罵倒する論文を書いたことで投獄されてしまいます。
出所後はジャーナリストとしてあらゆる方面で活躍。59歳のときには処女作にして代表作にもなる『ロビンソン・クルーソー』を発表し大成功を収めます。彼が活躍した王政復古期 (1660年) から初期ハノーヴァー朝 (18世紀前半) は「オーガスタン時代」と呼ばれ、イギリス文学における隆盛期とみられています。同時代に活躍した小説家として有名なのは、ジョナサン・スウィフトが挙げられます。
ちなみに、彼の本名はダニエル・フォー(Daniel Foe)。貴族的な響きを持つ「de」を付け、ペンネームとしました。
2.ダニエル・デフォーの代表作・おすすめ作品
ここからは、デフォーの代表作でもあり、おすすめ作品でもあるものをご紹介します。
『ロビンソン・クルーソー』
『ペスト』
3.ダニエル・デフォーの名言
デフォーは特に彼の作品のなかで印象に残る名言を残しています。ここにその一部をご紹介します。
神が人間のものをみ、ものを知る能力に狭い枠しかあたえたまわなかったということこそ、じつに神の恵みの深さを示すものにほかならない。『ロビンソン・クルーソー』より
以上です。この記事が、少しでもデフォーやイギリス文学に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!