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Lisa Gardner "Before She Disappeared(Frankie Elkin #1)" あらすじ・レビュー

こんにちは!

今回は、Lisa Gardner "Before She Disappeared"という作品をご紹介します。

 

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作品概要
著者について

リサ・ガードナー

ニューヨーク・タイムズ紙のNo.1ベストセラー犯罪小説家であるリサ・ガードナー。自称リサーチジャンキーの彼女は、警察の手続きや犯罪者の心理、歪んだプロットへの興味を活かして、ベストセラーのサスペンス小説を次々と生み出しています。最近では、危機に瀕した子どもたちやホームレス動物への支援活動が評価され、Silver Bullet Awardを受賞しました。

 

本の概要


・ISBN:1524745049
・出版年:2021年
・出版元:Dutton
・ジャンル:ミステリ、サスペンス、社会派
・ページ数:400ページ(ハードカバー)
・シリーズ:Frankie Elkin #1

 

あらすじ

フランキー・エルキンは平凡な中年女性だが、持ち物よりも後悔の方が多いアルコール依存症の回復者でもある。しかし、彼女は他の誰もやらないことに人生を費やしている。警察があきらめたとき、世間が覚えていないとき、メディアが注目しなかったとき、フランキーは失踪してしまった人物を探し始める。

新たな事件をきっかけに、彼女はボストンでも評判の悪いマタパン地区へ。彼女は、数ヶ月前に高校から姿を消したハイチ人のアンジェリークを探していた。すぐに、誰かが答えを求めていない質問をしていることに気づく。しかしフランキーは、たとえ次に行方不明になるのが自分であっても、真実を突き止めるためには手段を選ばない。

 

感想

この作家さんの作品は今回が初めてでした。

主人公フランキーは、警察でも私立探偵でもないのですが、失踪してしまった人々を探すことをしています。人を信頼させたり、警察にはない情報を得たりする能力があり、また、警察が考えもしないような手段を考えることもできます。

 

フランキーは複雑なキャラクターで、彼女のバックグラウンドはやや謎めいていました(物語の進行とともに少しずつ明らかになっていきますが)。

 

一人の少女の失踪、というものから物語が始まり、私はてっきり家族の問題や秘密、過去などが焦点になる作品かと思っていたのですが、アメリカ社会のあらゆる面を見せてくれました。社会派の小説だと思います。

 

若干物語の進みが右往左往してちょっとついていきにくかったこと、フランキーにやや感情移入できなかったこと、また彼女と刑事の間に生まれつつあるロマンスも、少し急いでいるように感じてしまったことから、ちょっと私には合わなかったかなと。

 

 

一言キャッチフレーズ

一人の少女の失踪から見える社会の現実


5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★☆☆(3/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!