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Michael Koryta "Rise the Dark(Mark Novak #2)"【洋書サスペンス・ミステリ】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Michael Koryta "Rise the Dark(Mark Novak #2)という作品をご紹介します。


作品概要
著者について

マイケル・コリータ

ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家です。彼の作品は、スティーブン・キング、マイケル・コネリー、リー・チャイルド、ジェームズ・パターソン、など多くの著名人から絶賛され、20カ国語以上に翻訳されています。

 

本の概要


・ISBN:0316293830
・出版年:2016年
・出版元:Little, Brown and Company 
・ジャンル:サスペンス、ミステリ
・ページ数:400ページ(ハードカバー)
・シリーズ:Mark Novak #2

 

あらすじ

暗闇を立ち上げる。これは、フロリダの見知らぬ村で殺害される前、ローレン・ノヴァックのノートに書かれた最後の言葉である。警察にとっても、彼女の夫である捜査官マーカス・ノヴァックにとっても、この言葉は何の意味もなさない。カサダガと呼ばれる町で妻は射殺された。

一方、モンタナ州レッドロッジでは、無分別な破壊行為が町の明かりを消してしまう。サブリナ・ボールドウィンはまだ新しい家に慣れようとし、彼女の夫ジェイと同じく高圧線工だった兄の死を悲しんでいる。吹雪がジェイを山奥に呼び寄せ、送電網の破壊を追うなか、サブリナはマーカス・ノヴァクが妻を殺したと信じる男、ガーランド・ウェブに誘拐される。彼らを引きつけるのは、過去を克服することはできないと理解している救世主的悪役だった。

 

感想

マイケル・コリータさんの作品は今回が初めてでした。シリーズ作品の途中ということで、うまく作品の世界観に入っていけるか不安でしたが、1冊目を読んでいなくても戸惑うことはありませんでした。全体を通してテンポが良く、また配線や高圧線など、電気に関するテーマも織り込まれ、他のミステリやサスペンス小説とはまた違った雰囲気を持っていました。ひねりの効いたストーリーを作家はうまく伝えており、また一人そうした作家に出会えたことは、とても嬉しかったです。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!