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Riley Sager "Home Before Dark" あらすじ・レビュー

こんにちは!

今回は、Riley Sagerさんの "Home Before Dark"という作品をご紹介します。

 

 

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作品概要
著者について

ライリー・セイガー

ライリー・セイガーは、ジャーナリスト、編集者、グラフィックデザイナーとして活躍していた人物のペンネームです。現在は専業作家として活躍しており、25カ国語で出版された世界的なベストセラー「FINAL GIRLS」や、ニューヨーク・タイムズ紙で大ベストセラーとなった「THE LAST TIME I LIED」、「LOCK EVERY DOOR」、「HOME BEFORE DARK」などを執筆しています。ペンシルバニア州出身で、現在はニュージャージー州プリンストン在住です。

 

本の概要


・ISBN-10 :1524745170
・ISBN-13 :978-1524745172
・出版年:2020年
・出版元:Dutton
・ジャンル:心理サスペンス、スリラー、ミステリ、ホラー
・ページ数:400ページ(ハードカバー )
・英語の難易度、特徴:会話が多めです。基本的に主人公または父親の一人称なので読みやすいです。
・テーマ、キーワード:幽霊、お化け、館、過去の事件、父と娘、家族の秘密
・おすすめする人:ホラー要素のあるサスペンス作品を読みたい方

 

あらすじ

どんな家にも、語るべき物語と共有すべき秘密がある。

25年前、マギー・ホルトと彼女の両親は、バーモント州の森の中にあるビクトリア調の邸宅「Baneberry Hall」に引っ越してきた。その3週間後、両親は真夜中に家を飛び出した。その時の様子を彼女の父親は「House of Horrors」という回想録の中で語っている。超自然現象や悪霊の話は世界的な現象となり、人気になるとともに懐疑的な意見が寄せられた。

マギーは幼い頃に起こったとされる恐ろしい出来事を全く覚えておらず、大人になってからも父の主張を一言も信じていない。幽霊なんて存在しないのだから。父の死後、Baneberry Hallを相続した彼女は、改装して販売するために戻ってきたが、彼女の帰郷は暖かいものではなかった。地元の人々は、自分たちの小さな町が有名になったことを快く思っておらず、「House of Horrors」の主役である人間たちが影で待っている。

さらに不安なのは、過去の不穏なささやきがいたるところに潜んでいる邸宅そのもの。マギーは父の本に書かれていた奇妙な出来事を体験し始めるが、この屋敷の暗い歴史について明らかになった真実は、彼女が信じるものすべてを覆すことになる。

 

感想

いい意味でやばい本に出逢ってしまいました!失礼ながら、最初はホラー小説かなと思って本当に面白いのかな、と思っていたのですが(個人的にはお化けとか幽霊とかは苦手というか、冷めてしまうので……)、途中からどんどん面白くなってきて、文字通りページをめくる手が止まりませんでした!

 

お化けや幽霊が本当にいるのではないかと思ってしまうような不思議な出来事が起きたり、その家で起きた過去の悲しい出来事などをあわせて考えると、超人的なことなんてないのだろうと頭ではわかっていても、信じてしまいそうになります。

 

少女の失踪、主人公の父が書いた本の謎、両親が明らかにしようとしない家を出た本当の理由。この本には様々な謎がありますが、それを一つ一つ明らかにしていく過程がとても面白かったです。上質なスリラーでした。

 

最後の怒涛のどんでん返しも最高でした。構成、テンポともに私にとってはとても読みやすかったです。

 

一言キャッチフレーズ

憑りつかれた家は、あなたをつかんで離さない


5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★★(5/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!